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読書を楽しむ 「龍馬伝Ⅱ」

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龍馬伝Ⅰで土佐藩を脱藩した坂本龍馬は、大阪にいた。
まだ、自分の考えをまとめきれていなかった。
このとき、土佐勤皇党も大阪にきていた。
幕末の状況は攘夷派に勢いがあり幕府は対応にしどろもどろ
していたが帝の言う通りには行動していなかった。
龍馬は加尾と京都で一時の再会をした。
このあと、龍馬は江戸へ行き千葉道場で千葉定吉に勝麟太郎を
紹介され海軍操練所の訓練生になる。

一方、武市の攘夷派は、ことが思い通りに運ばず1年で攘夷の
勢いは萎えてしまい武市の部下が吉田東洋殺害容疑で掴まり
切腹に追い込まれていった。
そして、武市も最後を迎える。
龍馬も海軍操練所が閉鎖され、西郷吉之助の薩摩藩で
船を操ることになる。


攘夷派は朝廷を動かしたが開国派も盛り返し時代は混沌と
していた。
そのくらい身分の上のもの達は空気を読むのがうまく、下のもの達は
踊らされていた。
そんな中で、土佐勤皇党は消えていった。
龍馬は日本海軍を作ることに奔放し勝麟太郎、西郷吉之助という
師にめぐり合えた。

龍馬伝Ⅱの主な内容は、以上のようなものです。

時代の犠牲者になったひとたちがたくさん出てきます。
それが読んでいて哀しかった。

激動の時代に生きるには歴史を学ばねば進めべき道が見えずに
流されてしまうという教訓を知った。

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