落語を楽しむ 「佐野山」
たまには落語も60歳を過ぎると聴きたくなります。
三遊亭遊馬さんの佐野山を聴きました。
江戸の相撲取りで横綱の谷風が幕下の力士・佐野山に
負けるというお話しです。
佐野山は幕内力士でしたが母親が病気をして、その看病の
ために飲むや喰わずで薬代を捻出していたため土俵に上がっても
力がでず出ると負けという状態でした。
そんな佐野山に対して谷風が取り組みを希望したため、巷では
実力差がありすぎておかしいという噂が立ちます。
そして世間は谷風が佐野山に女をとられた腹いせの遺恨相撲
だと噂します。
ざっとこんな内容で佐野山というコウコウ息子の人情話でした。
たまには江戸の人情話を聴くのも、これからの楽しみのひとつに
なりそうです。
2011-01-07 23:31
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