SSブログ

映画を楽しむ 「東京オアシス」

TO.jpg

映画を選ぶときの気持ちは、そのときのこころの状態で変わる。
ときたまケダルイ感じの映画を観たいと思う。
ケダルサを感じたので「東京オアシス」を観た。

コンビニでひとりの男が商品を選んでいる。
やがて3点買って店の外でアイスを食べる。
男が突然走り出しカイテンレシーブをする。
喪服を着た女性がトラックへ飛び込んでいくように男には
見えたらしい。
男は女を助けるためにカイテンレシーブをした。
女性は男の軽トラックに乗せてと頼む。
男が女に質問しても女はウソかマコトか分からない返事をする。

映画のはじまりはこんな感じで、高速道路を走るシーンが続く。

女の名はトウコ。職業は女優であることが話しが進むにつれて
分かってくる。

トウコはひとりで街を歩く。
あるとき、映画館へ出かけ眠ってしまい起こされると、目の前に
いた女性は前に仕事を一緒にしたシナリオライターだった。
シナリオライターは突然姿を消したひとだった。
そして、映画館で働いていた。

あるとき、動物園に出かけツチブタの前でチケット売り場
のアルバイト募集にきた女性と話しを交わす。

都会で生きるひとたちのふれあいがテーマになっている。
トウコはこどもの頃、動物園に父親に連れられてきたが写真
ばかり撮られるのがイヤで父親の前から逃げ出したことが
あった。
このときは逃げ出しても父親が探してくれた。

同じコトをトウコは大人になってやってみたが誰も迎えにこなかった。
都会では、自分から声をかけないといつもひとりなんだよと
映画は言っているのかも知れない。

音楽もケダルク、内容もケダルク、さらっと時間が流れて映画は終わります。


nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0