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ステージを楽しむ「東京芸術座 終末の刻」

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島原の乱で生き残った男の苦悩の人生

友人からお手紙が届き、本人が美術を担当している劇団
創立55周年記念公演の観劇依頼がきました。
早速、メールで日時を指定し本日がその観劇日でした。

場所は、JR中央線の吉祥寺駅から5分のところにある
吉祥寺シアター。
14時開演で14時10分前には到着。
受付で名前を言ってチケットと現金を引き換えて会場へ。

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あらすじは、以下の通り。

寛永十四年(1637年)冬 
九州島原・天草の農民二万四千人は全村あげて家族ぐるみ、
「はるのしろ」と呼び習わさる原の古城跡に立てこもった。
幕府は諸侯を動員し猛攻撃を加えるが、
数千人にのぼる死傷者を出し、一方的に撃退された。
日本史上初めて、老人や女を含む農民軍が権力者の正規軍を撃破したのだ。
「人間の尊厳」という人間存在ギリギリの筵旗(むしろばた)を押し立てて、
時の幕府権力に一歩も引かずに戦った
稀有な人々の闘い「島原の乱」。
その中で唯ひとり生き残った画家・山田右衛門作の裏切りと回帰・再生を描き、
個と集団、芸術と社会、絶望と希望の相克の中でー
人は何のために生き、何のために死ぬのかーを問う村山知義の代表作

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上演時間は、2時間25分の長丁場で休憩なし。客席は満席。
女性バイオリニストが舞台でバイオリンを奏で、そのメロディーがなんとも
悲しく、舞台とマッチし意外と時間が短く感じられました。

演劇をたくさん観たいのですがなかなかチケットの入手が簡単でなく
断念することが多いので久々に細君と楽しめました。

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