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映画を楽しむ「君への誓い」

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交通事故で妻が夫の顔も結婚していたことも忘れる

これは真実の映画です。

映画館から出てきたカップルは、夫レオと妻ペイジ。
ふたりは4年前に知り合いデートを重ね、レオの友人と一緒に
シカゴ美術館で勝手に結婚式を挙げた。
このとき、ふたりは互いに誓いの言葉を述べた。
レオは、録音スタジオの経営者。
ペイジは、彫刻家。

映画館の外はあたり一面雪だった。
ふたりは車に乗り一時停止の標識で停まっていたときに後ろから
トラックに追突されペイジはフロントガラスを突き破った。

この事故でペイジは夫の顔も結婚していることも記憶から消えていた。
レオは、ペイジから4年分の記憶が消えていることを知る。

病室に行くとペイジの両親がきていて娘を退院させて自宅へ連れ戻そう
としていた。
ペイジは両親とは普通に会話をしていた。
レオは、記憶を取り戻すために自分との生活を続けさせてくれと主張し
一緒に生活をすることにしたがかみ合わないことが多かった。
やがて、レオはスタジオ経営がうまくいかず経営難に陥り、ペイジは自宅へ
戻る。
ペイジは、自宅を4年前に家出をしたことを知る。
理由は、父親の不倫だった。
家族は知っていたがみんなが黙っていた。

ペイジは、家族のことを理解した上でひとり暮らしをはじめる。
そして、雪の日にお気に入りのレストランへ行くが閉まっていた。
そのレストランにはレオもペイジより前に来ていた。
ふたりは出会いレオがペイジにおいしいお店があるから行かないか
と声をかけうなずく。
ふたりは新たな付き合いをスタートさせ現在結婚しふたりのこどもが
いると画面に近況が出て映画は終わる。

ペイジの記憶はいまも戻ってはいない。

真実の話には重みがあります。レオの一途な思いを観たい人には
お勧めです。
原題は「誓い」。



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