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映画を楽しむ「ワールド・トレード・センター」

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9.11二組の家族の勇気と愛の物語

男ふたりは、瓦礫の中から生還した

2001年9月11日 アメリカ ニューヨーク AM8:40過ぎ。
ワールド・トレード・センターに航空機が激突した。
アメリカ同時多発テロが発生。

港湾局警察の警官ジョンとウィルは仲間と現場に急行した。
ビル内に取り残されたひとを救出中にビルが崩落しふたりは
瓦礫の下敷きになった。

ふたりはお互いの居場所もわからないまま声だけで励ましあい
眠らないように会話をして救出を待っていた。

仕事中心だったジョンにはこどもが4人いた。
ジョンは妻に対して家庭を顧みなかったことを反省していた。
ウィルは、二人目のこどもを妻が身篭っていて名前で意見が
わかれていた。

ふたりの妻も夫の安否に動揺し苛立っていた。

映画は、延々と瓦礫の中で生きるために会話するふたり、地上では
海兵隊が救助へ向う。
海兵隊は、懐中電灯を照らしながら生存者を探す、会話が途切れたら
ふたりは助からないと観客は息を潜めて見守る。

この映画は、アメリカ人の勇気と家族の力があれば必ず生還できると
教えてくれる。

世界は、いまでもきな臭くテロもなくならない。
生死を伴う現場でひとは、どうあるべきか教えてくれる。

愛と勇気を知りたい人にはお勧めです。

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