映画を楽しむ「とらわれて夏」

許されない愛は、25年の時を経てひとつになる

　

男は、殺人罪の脱獄犯　女は、うつ病のシングルマザー

夫と離婚し、愛を失いうつになったシングルマザーアデルは息子ヘンリーと
暮らしていた。
ふたりが買い物にスーパーへ行ったときにヘンリーは左わき腹から血が出て
いる男に車に乗せてくれと頼まれる。
アデルに話すと反対されたが男はヘンリーの首を絞めるしぐさをしたので
車に乗せて自宅まで連れてきた。

男は、フランクと名乗り刑務所の病院で盲腸の手術を受けた後、逃げてきたと
話した。
そして、一晩休んだら出て行くと言った。
フランクは、日中隣人が訪ねて来たときにアデルに迷惑がかからないように
手足をイスに縛った。
そして、男は冷蔵庫から食材を探し食事をつくり、アデルには自らが食べさせた。
フランクは、家の掃除や補修をしたり車のオイル交換などもしてくれた。
隣人が訪ねてきたときはヘンリーが応対し桃をかご一杯に貰った。
フランクは、夕方になりアデルをイスから解放し3人でピーチパイを作った。
アデルは、フランクが殺人犯には見えなかった。
翌日、フランクが出て行くと行った時にアデルは傷口が完治するまでは居て
と言いフランクは5日間アデルの家で暮らした。
その間、ふたりは親密になりカナダでママは人生をやり直すとヘンリーに
伝える。
しかし、フランクはお尋ね者で3人はカナダへ向けて出発しようとした日に
警察に見つかりフランクは逮捕される。
フランクは25年の刑を受ける。

25年を過ぎたときにヘンリーはベーカリーの経営者になって雑誌にもお店が
紹介されていた。
そして、フランクから手紙が届いて釈放されたこととアデルのことを知りたがって
いた。

アデルは、どうしているのか。
結果は、映画を観てのお楽しみ。