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映画を楽しむ「ダイバージェント」

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近未来のシカゴ
人類は性格判断によって5つの共同体に分類された
家族より共同体が優先された
ところが5つに分類されない異端者(ダイバージェント)がいた

最終戦争から100年後の近未来。
人類は「国家」「人種」「宗教」という概念を捨て、性格判断テストで
5つの共同体に分類し、それぞれの役割を分担し社会を支えていた。
性格診断テストは16歳になると行われた。

5つの共同体は「勇敢」「無欲」「博学」「平和」「高潔」に区分されていた。
勇気ある者が集まる「勇敢」
思いやる者が集まる「無欲」
論理的な者が集まる「博学」
やさしい者が集まる「平和」
正直者が集まる「高潔」
そして、「無欲」が政権を担当していた。

無欲の家庭で育った女性ベアトリスは性格診断で、どれにも当てはまらない
「異端者」だった。
診断員は「異端者」は人類を滅ぼす危険分子扱いされるので自分でどれかを
選んで性格診断の結果としなさいと助言する。

そして、選択の儀式が行われベアトリスは「勇敢」を選択した。
勇敢は電車に飛び乗り、電車から飛び降りたりした。
電車から飛び降りた後は、ビルの屋上から下に見える穴に向って飛び降りる
ことだった。
ベアトリスは自ら志願して穴の向って飛び降りた。
穴の底には、落下を防止する網が張り巡らされていた。
ベアトリスは、ここでトリスと「勇敢」に加入したことで名を変えた。

「勇敢」では、軍事と警察の機能を担当するための訓練が実施され精神面と
肉体面の強さを身につけていくことが目的だった。
1次と2次のテストがあり合格しないと「勇敢」を去らなければならなかった。

2次テストに合格した者は、注射をされ上層部の命令に従うロボットのような
状態にされた。
しかし、トリスだけはこの注射をしてもすぐに元に戻ったが黙っていた。
そして、「勇敢」の兵士たちは銃で武装し「無欲」の者たちを捕らえに行った。

「無欲」には父と母がいるためトリスはふたりに知らせ一緒に戦い銃撃戦になり
父と母を失う。

原作は3部作になっているようで映画は列車でトリスが脱出して終了します。
今作は、異端者が訓練で戦士になるまでを描いた作品で今後の展開が楽しみです。
こういう世の中がこないという保証もないので未来の姿の一部を知っておくには
うってつけの作品かも知れません。

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