読書を楽しむ「ジョルジュ・シムノン 十三の謎と十三の被告」
G7(ジェ・セット)刑事がフランス各地へ出かけて事件を解決する G7とはG7型タクシーの名。十三の謎は一話から十三話までの謎の物語。 第一話はG7刑事とその助手になった男の出会いの謎。 第二話は、トロール船が座礁して通信士以外は全員生還したが通信士だけが 行方不明になった謎。 第三話は、部屋の隅に置いてある長持ちが部屋の真ん中に移動する謎。 第四話は、伯爵夫人の夫がホテルから消えた謎。 第五話は、ちっぽけな村で川に流されていた若い女性の遺体が保存場所から 消えた謎。 第六話は、年金生活者が銃で心臓のど真ん中を撃たれ死んでいた謎。 第七話は、殺人事件が多発した村で現場に黄色い犬がいつもいたという謎。 第八話は、邸宅が火事になったが家主が行方不明の謎。 第九話は、農家で発生した押し込み強盗の謎。 第十話は、三人の男が城の正面玄関で突然姿を消した謎。 第十一話は、要塞の中に閉じ込められていた18歳の娘の謎。 第十二話は、名前が同じで住所の違う3種類の名刺を持つ男が殺された謎。 第十三話は、リゾート地で警官が発見した女性のバラバラ死体の謎。 読めば納得でおもしろい。 クイズみたいなもので読んで謎が解ければ更に楽しい。