ケーブルTVで映画を楽しむ「嫌われ松子の一生」
女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる 昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子も、そのひとり 松子さんが人生を踏み外したのは、中学の教師だったときに修学旅行で 窃盗事件があり犯人と思える教え子を説得できずに自分が犯人だと 代わりに言ってしまったことがキッカケでした。 松子さんには自宅に寝たきりの妹がいて父親は妹のことばかり可愛がると 本人は思っていました。 松子さんは結局教師を辞めて、家を飛び出し、その後作家志望の男と同棲 したり作家の友人と不倫したり、ソープ嬢になったり、ヒモになった男を 殺してしまったり、理髪店の男と同棲したり、殺人がばれて刑務所に入ったり、 教え子と偶然会って同棲したりして最後は川の土手の近くの草むらで殺されて 死んでいました。 映画を見る限り、嫌われていた訳ではなくて運が悪いひとというか、 男に尽くしすぎるタイプというかひとりの女性の一生を映画にしたものという 内容でした。 期待に反して画面は原色で覆われ、やりすぎという感じがしない訳ではありません でしたがその題名に興味がありやっと観ることができました。 女性の一生に興味があるひとにお勧めです。 日本映画専門チャンネル