レンタルDVDで映画を楽しむ「ラプラスの魔女」
67歳の映画プロデューサーが訪れた温泉地で硫化水素中毒で死亡した 警察は妻による遺産目当ての殺人事件ではないかと疑う 事件現場の調査を依頼された大学教授・青江修介は雪の温泉地で 硫化水素を発生させることはできないと断言した 男の死は事故死でも、自殺でも、他殺でもないことになった 数日後、別の温泉地で39歳の俳優が雪のベンチで硫化水素が原因で死亡した。 青江教授の宿泊施設に羽原円華と名乗る少女が現れ事故現場へ連れて行けと依頼する。 少女は若い男を探していた。 警察は亡くなった男二人が映画監督・甘粕才生の仕事関係者だったことを調べる。 甘粕が47歳の時に娘が硫化水素自殺をして母親も亡くなり、息子の謙人が意識不明の 重体になり、手術で命は助かったが自分に関する記憶がなかった。 羽原円華は青江教授にラプラスの魔女だと名乗る。 ラプラスは18世紀のフランスの数学者だった。 甘粕のブログを教授と刑事が見て甘粕の息子の写真を見つけ、少女が探していた 男だと知る。ブログを書いた後、甘粕は行方不明になっていた。 少女の父親は開明大学病院の医院長・羽原だった。 甘粕の息子が手術を受けた病院だった。 甘粕謙人は手術後、サイコロを落とした瞬間にサイコロの目を当てることができる 予知能力を身につけた。 羽原円華も10歳の時に湖が見たいと母に頼み出かけ、竜巻に巻き込まれ母を 亡くしていた。 彼女も同じ悲劇を起こさないために予知能力の手術を受けていた。 教授は未来を予見する知性など現実に存在するはずはないと考えていたが、 円華は教授の目の前でこれから起こる自然現象を言い当てて見せた。 自然現象で殺人は可能か?究極の完全犯罪を教授は証明できるのか? 答えは映画を観てのお楽しみ。 ツタヤレンタルDVD