BSで映画を楽しむ「3月のライオン/前編」
3月はライオンのように荒々しい気候で始まり 子羊のように穏やかに終わる 中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町に一人で暮らしている。 幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、 自分のせいで幸田家に亀裂が入り、家を出るしかなかったからだ。 深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に 住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。 温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。 若手NO.1を決める新人戦、最高峰を決める師子王戦― それは、様々な人生を 背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった。
ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う 要求を突き付ける。 一方、幸田家も子供たちが父に激しく反発し、崩壊へと向かっていく。 大切な人たちを守るため、強くなるしかない― 新たな決意のもと獅子王戦 トーナメントに挑む零。 トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた─。 (チラシより抜粋) 17歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々の終わりなき冒険の物語。 BSプレミアム