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読書を楽しむ「高垣忠一郎 自己肯定感を抱きしめて」

CIMG8109.JPG                             人間は自分が生き物であることを忘れている                                       地球上に生きる生き物は「いま・ここ」の現場で生きる                              頭の中につくられた世界の中で生きることはない                               人間だけが「俺が・私が」という頭の中の世界に生きる                              もし街を歩いていて猫や犬が人間の顔を見て「ニタニタ」笑ったら怖いと思う。                  ところが人間は、この「ニタニタ」をひとに向かって表現する。                                    これが時として喧嘩になる。                                                     ぞうさんという歌がある。                                                       ぞうさんは鼻が長いことをからかわれるが「かあさんもながいのよ」と言って                              かあさんと同じ自分を受け入れる。決して怒ったり、しょげたりしない。                                      今のこどもや若者は自分の心の中のつらい思いやしんどいことやいじめなどを                              言わなくなっている。                                                    これに対して、大人は親は自分が一生懸命働いているのでこどもや若者は幸せに                                  生きていると思い込んでいる。こどもや若者と向き合っていない。                          こどもや女性を「恐怖心で支配しよう」とするひとはテロリストだ。                         しつけと称する虐待も同じだ。                                         人間が頭の中につくられた世界で生きているということは、自分の心の中で時々                     テロリストが暴れ出すこともあるということだ。                                  それが「自我(エゴ)」ということだ。                                    自我は変えられないので受け入れるしかない。                                受け入れると言うのは「落ち着きなさい」ということだ。                           こんなことが書かれていた。


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