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レンタルDVDで映画を楽しむ「パリ、憎しみという名の罠」

CIMG8184.JPG                                                     二酸化炭素排出取引の制度を悪用して大儲けした男が                                   元手を借りた裏社会のボスや警察に追われ                                      憎悪と悲劇を招く                  pari.jpg                                    男が車から降りて歩道に出た時、ひとの気配を感じ振り返ったら突然銃で4発撃たれた。                        5ケ月前。                                                 会社経営者のアントワヌは多額の借金を抱え破産寸前だった。                                    金と権力を持つ義父のアロンは娘のダナと離婚させ息子の親権を奪おうとしていた。                              ダナとは口論になり家を出た。クラブでノアと知り合い一夜を共にする。                                                       彼は友人のシモン兄弟の母親が経営する店の一部を借りる。                                                会計士から会社の二酸化炭素の余った排出量を売ることが出来ると言われる。                                           京都議定書の締結後、二酸化炭素の排出量削減のため、規制枠を売買する排出取引                                          が開始された。                                             排出量の取引を海外と行うと売上税が免除されるという制度を悪用することを                   アントワヌは思いつく。                                              この計画をシモン兄弟とその母親と友人のエリックと会計士のロランに話し、                                   オンラインで販売できることを知り、ダミー会社をつくり、海外口座を開設し、                  闇のビジネスをスタートさせる計画を立てる。1週間で4万ユーロを稼いだ。                                     ヨーロッパで規制枠を売買する会社を数社興し、フランスの会社が売る枠を必要と                  する取引相手に売り払っていくことを考えたが元手が必要だった。                        義父から意地悪され資金集めが出来ず、裏社会のボス・キャメルに200万ユーロを                  借金する。返済は3ケ月後に倍返しという条件をつけた。                           海外口座を開設し、偽の身分証を発行し、身なりは変装し、30社の会社を興した。               ビジネスは大成功したが短期間のうちに高級車を購入し乗り回したりしたことから                                キャメルから「俺の金で好き勝手をやっている」と言われ、金は期限に倍返しをしたが                 稼いだ金の半分をよこせと脅される。                                      警察の知り合いに金を渡しキャメルを逮捕してくれと要請するが、シモン兄弟のひとりが                    キャメルの手下を射殺したことからノアが拉致され、事態は思わぬ方向へと展開した。                 アントワヌたちが手にしたのは成功か代償か。                             アントワヌは囁く「ひとの価値を決めるのは3つ。権力・金・逆境を越える力」。                 「死に瀕したとき金は役に立たず、人生に疲れた者は死を恐れない」。                   ツタヤレンタルDVD


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