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BSで映画を楽しむ 「ゼロの焦点」

0.jpg                                 昭和32
10歳年下上の鵜原憲一とお見合い結婚した禎子
結婚式の一週間後、夫は金沢へ出張し行方不明に
松本清張生誕100年の記念映画です。                                                   彼は、昭和の推理作家です。                                                       映画は、彼のことを知らないと犯人がなぜ殺人を犯したのかが 理解できないはずです。                                  それは、日本の戦後を舞台にした作品が多いため、その 時代背景を知らないひとには                              という意味です。                                                    お見合いでひとりの女性が結婚します。                                         相手は、サラリーマンで広告代理店に勤務していました。                                     女性は、めでたく結婚しますが、一抹の不安は夫が自分の ことを話したがらないため、                               夫のことを妻が良く知らないという ことでした。                                            妻は、夫を上野駅で見送ったのを最後に夫に会うことができなく なりました。                           夫の兄は、弟はよく予定通りに帰宅しないことがあるので心配 するなと言って                                     いましたが妻は夫が約束した日に帰宅しない ことを心配していました。                                 そして、妻は夫の出張先の金沢へ出かけます。                                              急行で金沢駅についた日、迎えにきた出張先の所長と同僚が 夫と同じ服装の男が                                  日本海で見つかったので身元確認して くれと言われます。                                        確認の結果は、違う人でした。                                            妻は、旅館に宿泊しながら夫のことを調べます。                                夫の兄も金沢へ来て、夫のことを調べてくれますが青酸カリで 何者かに毒殺されます。                                         夫の同僚も後ろから刺され亡くなります。                                       妻の周りには、夫が懇意にしていたレンガ会社を経営している 夫妻やその会社の受付で                    働いているあやしい英語を話す女 などが出てきます。                                     戦後の日本を生きるために女達はアメリカ兵を相手にした売春 をしていました。                   この女たちがその世界から足を洗い社会的地位を得るような 身分を得ると過去を                       隠そうとします。                                                             事件の背景には、こういうことがありました。                                                                                                                                                    BS朝日