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ケーブルTVで映画を楽しむ 「パリ、テキサス」

pariteki.jpg                                    男は4年前に妻子を置き去りにして失踪していた                                      一度バラバラになった家族が                                                            4年のときを超えて再びひとつになろうとするが・・・                                  テキサスの原野を帽子を被ったヒゲ面の中年男がスーツ姿で 歩いている。                                手には、水が入っていたと思われる水筒を持っていた。                                         男の名は、トラヴィス。                                                            彼は、ある家に勝手に入り、氷を口にしたところで倒れる。                                                  彼が目を開けると病院にいるみたいだった。                                                    一言も喋らないので彼の持ち物から1枚の名刺を見つけ そこへ連絡した。                                             名刺の相手は、トラヴィスの弟ウォルトだった。                                              トラヴィスは4年間、自分のこどもをウォルト夫妻に預け 姿を消していた。                                    ウォルトはロスから兄を迎えに行く。                                                             ロスでウォルトは、トラヴィスのこどもハンターに会わせる。                            最初、トラヴィスに慣れなかったハンターも徐々に慣れ ふたりは、                          あるときロスを飛び出し、母親探しの旅に出る。                                                   トラヴィスは、妻のジェーンが月1回銀行に行くことを知っていて                      銀行にジェーンが現れるのを待つ。                                               そして、見つけ彼女の車を追いかける。                                  ジェーンは、のぞき部屋で働いていた。                                         トラヴィスは、客として店に入りジェーンと話をする。                                       ジェーンからはトラヴィスが見えないためジェーンはトラヴィス だと判らない。                            一旦、店を出てハンターにジェーンがいたことを知らせる。                              数日後、トラヴィスはハンター宛のメッセージをテープに吹き込んで ハンターを                                                       ホテルに残し、ジェーンに会いに行く。                                         トラヴィスはジェーンにある男と女の話を聞かせ、自分が夫のトラヴィスで                  あることを知らせる。                                                      どうもふたりは、ジェーンが若いときに知り合い一緒になって暮らしたが 男は妻を                                                  嫉妬し酒に溺れ、妻はこどもができて一人で家を出て行った。                             ふたりはのぞき窓を通してお互いの気持ちを伝えハンターの居場所を                     トラヴィスが教える。                                                ジェーンは、ハンターのいるホテルへ行き、息子を抱きしめる。                                  トラヴィスは遠くからふたりが抱擁する姿を確認して、車でその場を離れる。                          一度バラバラになった家族が4年のときを超えて再びひとつになろうとする                         映画でしたが夫は自分がいてはうまく行かないと妻にこどもを預け去ります。                               トラヴィスは自分のこどもともコミュニケーションがとれて満足したので妻に                             こどもを渡すことを決意したのかも知れません。                                       男と女は、必ずしもうまくいかないものだということを教えてくれる映画です。                        それでもこどもがいればこどものことを夫婦で考えなければダメですよと                          言っているようにも聞こえる映画です。                                               古い映画ですが内容は新鮮でした。                                    ザ・シネマ


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