ケーブルTVで映画を楽しむ「イル・ポスティーノ」
チリの詩人パブロ・ネルーダをモデルに 1950年のイタリアを舞台に 詩人と青年の交流 1950年代、ナポリ沖の美しい小島。 チリの有名な愛の詩人パブロ・ネルーダは、祖国を追われ、この小島に保護された。 島の郵便局長は、彼宛に送られてくる世界中の女性からの手紙を届けるために マリオを専任で雇うことになる。 はじめは、詩人を利用して自分の評判を挙げようとしたマリオだがネルーダの 叙情的な詩の世界や豊かでときに感覚的に訴えてくるような”隠喩”を教えて もらうようになるにつれ、ふたりの間に暖かい友情が芽生え始める。 マリオは島一番の美女ペアトリーチに恋をする。 ネルーダのおかげで、言葉を使うことが彼女の心をつかむ最高の手段であることを 知った彼は、”言葉”を送り続ける。 マリオの世界を変えてしまったネルーダは、やがて祖国へ帰っていくが・・・。 (チラシより抜粋) 詩人がいて、郵便配達人がいて、目の前に海があり、絶世の美女がいて、 言葉で女を口説くことができた男の人生。古き良き時代がうらやましい。 ザ・シネマ