読書を楽しむ「三平 洵 シニアのための防災手帖」
シニアのための防災 50の心得
・日本は災害大国であることを自覚する
・突然やってくる災害で命を落としているのは60歳以上
・災害の犠牲者には災害直接死と災害関連死がある
・災害時、行政は被災者をすぐに救えない
・自分自身を助けるために防災の知識と装備とスキルが必要
・逃げることができる健康と身体づくりが必要
・暑さ寒さ対策を常日頃から心がける
・地域の誰かと関りを持ち孤立しない
・被災体験を学ぶ・
・外出時、防災に役立つものを持ち歩く
・耐震化が進んでいない木造住宅は倒壊の危険大
・自宅が被災しても生活できる場所を1ケ所確保する
・無防備状態の睡眠中に対する安全対策を考える
・災害時に必要なものを自分なりに考える
・ライフラインが止まることを前提に備蓄品を用意する
・災害に備えて家族との安否確認方法を事前に決める
・長年の経験に頼るのは災害時は危険
・避難場所までの道については車椅子でも行けるところを確認する
・今地震が起きたらどうなるか?考える癖をつける
・風水害は予測できるので事前避難を心掛ける
・震度6以上の揺れは逃げることができない
・震災のケガの大半は室内で起きている、どの部屋が安全か確認する
・地震火災は電気が復旧した時に発生することもある
・負傷しても助かるには命を救うための優先順位がある
シニアだから何とかなるという長年の経験値など役に立たない。まずは自分の身は自分で守れなくてはならない。元気なシニアは救急処置を身につけること。自宅避難か避難所避難を見極める判断ができること。電気・ガス・水道が同時に停止することを想定した備え。自宅から非難するためにやるべきこと。災害関連死の8割は脱水症。接触感染や飛沫感染を防ぐ備え。口内ケアをしないと健康に影響が出る。トイレ問題をどう乗り切るか。デマや犯罪に注意する。日常生活を崩壊させる災害に対する心の病気対応。ペットの防災は飼い主の義務。避難所で暮らすための心構え。防災について知っておかなければならないことはいろいろある。この本から学べることは災害が発生したら一に身の安全と生活の場所を決める事。二は関連死や感染症にかからないように避難生活をおくる。三は避難生活が落ち着いたら生活の再建を考える。(お金の問題も含む)四は元の生活に戻る。読めば利口になる、読まなければ知らないことで損をする。