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読書を楽しむ「霞 流一 落日のコンドル」

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殺人稼業の代理店「影(エイ)ジェンシー」

そこには「影(エイ)ジェント」が登録されている

殺す行為を「血算(ケッサン)」と呼び

死体処理を「掃務(ソウム)」と呼ぶ

殺しの仕事は一般企業から依頼されることが多く

表と裏をつなぐ架け橋として「影業部(エイギョウブ)」がある 

今回のミッションは牙留島レジャーコーポレーションの牙留島光を殺害すること。会社は次期社長の座を巡ってふたりの息子(長男の光と次男の北斗)が骨肉の争いを展開することになった。殺しの依頼をしたのは次男の北斗。影ジェントは牙留島光の大型客船に乗船し荷物の中に隠れていた。影ジェントの10人が乗船した。船には牙留島光を護衛する「影奴」が乗っていた。牙留島光の太陽のタトゥーが入った手首を持ってきた奴が懸賞金を受け取ることになっていた。ターゲットを殺害した後、救命ボートで船を脱出する計画になっていた。ミッションは5時間という時間制限があり、時間をオーバーすると船が座礁することになっていた。仲間のひとりが何者かに荷物箱の中で殺され、ひとりが行方不明になった。そして3時間40分前にターゲットが何者かに殺され手首はなくなっていた。行方不明の男は焼死体で見つかった。影ジェントのひとりがは鳥人に襲われ命を落とした。鳥人は牙留島光が雇ったコンドルと呼ばれる男たちで3兄弟だった。2時間12分前で影ジェントは仲間を3人失った。47分前で生き残った仲間は4人になった。誰がターゲットの手首を手に入れたのか?


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