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ケーブルTVで映画を楽しむ「特捜部Q カルテ番号64」

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女子収容所で行われた人権侵害がテーマ

「特捜部Q」――過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。「Q」が今回挑むのは、80年代に起こったナイトクラブのマダムの失踪事件。調査によるとほぼ同時に5人もの行方不明者が出ているという。カール警部補は大事件の匂いを嗅ぎつけ捜査に着手。やがて、壮絶な過去を持つひとりの老女と新進政党の関係者が捜査線上に浮かび上がってくるのだが......。(チラシより抜粋)

事件の発覚はアパートの一室の解体で壁に穴をあけた時に隠し部屋が見つかり、部屋には食卓を囲んだミイラ化した3人の遺体があった。部屋の持ち主は、かって不良少女たちを更生させる施設で働いた女性だった。その施設には”ふしだら”とされる移民の女性も収容されていた。事件はここからはじまった。1961年のデンマーク。海岸に停めた車の中で従兄同志のテーイとニーデは愛し合っていた。そこへ突然ニーデの父親が現れて二人を引き離した。ニーデはスプロー島の女子収容所に送られた。映画は現在と過去を行き来しながらミイラ化した遺体の身元が判明する。特捜部Qのカールとアサドは事件に首を突っ込むが自分たちも命を狙われ、アサドの知人の娘も被害に遭う。シリーズ4作目。過去の人権侵害問題をテーマにした未解決事件。デンマークの知らざる恥部が明らかにされる。ザ・シネマ


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