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読書を楽しむ「原田ひ香 一橋桐子(76)の犯罪日記」

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一橋桐子はTVを観ていて高齢者という言葉に反応した

高齢者の再犯率が高くなっているというニュースだった

刑務所から出てきても、すぐに犯罪を起こして塀の中に舞い戻る

刑務所は住むところを提供し、食べ物に苦労せず、風呂にも入れ

医師もいる、正月にはおせち料理も出る

寝たきりになったら、介護もしてくれる

彼女は刑務所にはすべてがそろっていると考えた 

彼女は犯罪者になることを考えた。スーパーでイチゴ大福120円を万引きしたが1点だけの万引きでは警察に嫌な顔をされると言われ代金を支払い返された。次に偽札作りは重罪と言われコンビニのコピー機で1万円札をコピーしようとしたが店員に気づかれて諭されてしまう。闇金の手伝いをしたが闇金の罪を調べたら懲役2年くらいにしかならず、次に詐欺をやる方になって逮捕されることを考えたが詐欺は立件が難しいと言われ断念し、コンビニで知り合った娘の父母がお互いに不倫をしていて娘から誘拐は罪が重いからと頼まれたがいざ実行する段になって娘が両親と警察に計画したことを話してしまい失敗する。そして最後に残された犯罪は殺人だった。76歳の桐子は刑務所に入ることができるのか?


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