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読書を楽しむ「貴田正子 深大寺の白鳳仏」

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東京・調布の深大寺に国宝認定された釈迦如来像がある

白鳳仏呼ばれ、この像がなぜ武蔵野の地にあるのかという

伝来ミステリー本

歴史のミステリーには諸説あるが深大寺の伝来ミステリーには諸説が存在しない。著者は仏像のミステリー取材にのめりこんでいる元新聞記者で著者の説は「奈良の都の近郊で中央貴族の念持仏としてつくられた像が、朝廷内の縁と巡りあわせで、武蔵野の地にもたらされた」と考察していた。

白鳳仏とは、飛鳥時代の後期の白鳳時代に造られた仏像のことを指している。白鳳時代は、奈良時代からはじまる平城京遷都までの65年間を指す。新薬師寺の香薬師像・法隆寺の夢違観音像・深大寺の国宝・釈迦如来像は白鳳三仏と称され、古代日本に生きた誰かの念持仏だっと考えられている。

この仏像の謎解きをしたいひとは本を読んでのお楽しみ。

年金生活者になったら仏像や京都の竜安寺の石庭の謎など身近なことに興味を持つのも暇つぶしには丁度いい。



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