レンタルDVDで映画を楽しむ「彼女が目覚めるその日まで」
そんな中、父と母が、バースデイ・パーティを開いてくれる。 二人は離婚していたが、娘のスザンナを通して良好な関係を築いていた。 それぞれのパートナーとスティーヴンに囲まれて、ケーキのキャンドルを 吹き消そうとした時、スザンナは初めて体調の異変を感じる。 皆の声が遠のき、めまいを覚えたのだ。 デスクのリチャードから、スキャンダルを抱えた上院議員のインタビューという 大きな記事を任されるスザンナ。 彼女の才能を認める先輩記者のマーゴからの後押しもあっての大抜擢だ。 ところが、スザンナの体調は、日に日に悪化していく。 視界が揺れ、会話も聞き取れず、夜も眠れなくなり、締め切りを破るだけでなく 綴りや文法までミスしてしまう。 やがて手足が麻痺するようになり、病院で診察を受けるが、検査結果はすべて 異常なしだった。 遂にスザンナは、取り返しのつかない失敗を犯す。 上院議員のインタビューの席で、スキャンダルに引っ掛けた下品なジョークで 彼を侮辱したのだ。 リチャードから激しく叱責されるが、なぜそんな言葉が口から出たのか、 スザンナ自身にも分からなかった。 今度は突然、激しい痙攣の発作を起こすようになるスザンナ。 両親に付き添われて精密検査を受けるが、やはり異常はない。 そうこうするうちに、劇的な幸福感に包まれてはしゃいだかと思うと、その直後には 深い絶望感と被害妄想が沸き起こって周囲の人々を罵倒するようになり、会社の 上司はもちろん、両親さえも手に負えなくなってしまう。 何度検査を受けても、医師たちは「異常なし」と繰り返し、精神の病だと決めつける。 必ず原因を究明すると決意した両親と、「絶対に治るから、一緒に頑張ろう」と誓った スティーヴンが支え続けるが、次第にスザンナは手足が動かなくなり、全身が硬直し、 口さえきけなくなってしまう。 あと3日間の観察で変化がなければ、精神科へ転院させると宣告する医師たち。 期限が迫るなか、一人の医師がスティーヴンの“ある言葉”に突き動かされるのだが──。 (公式サイトストーリーより抜粋) 病の原因がわからないと医者に言われたら家族はどうすべきか? 実話から学ぶことは多い。 ツタヤレンタルDVD