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ケーブルTVで映画を楽しむ「バーフバリ 王の凱旋」

bahu2.jpg                                   マヒシュマティ王国では50年前にふたりの王子がいて                                       ふたりは互いに競い合い王の座を争っていました                                      王子の名は、バーフバリとバラーラデーヴァ                                     バーフバリシリーズの続編                                           前作で自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、                           父の家臣カツタッパから、ある裏切りによって命を絶たれ王座を奪われた                                     父の悲劇を聞かされる・・・。                                                    カーラケーヤとの戦争に勝利を収め、国母シヴァガミからも王位継承を託された                              アマレンドラ・バーフバリは、自ら治めることになる国を視察するために、                                信頼する忠臣カツタッパと共に身分を隠し、旅に出る。                                        その旅でバーフバリはクンタラ王国の姫デーヴァセーナと恋に落ちるが、                                           王位継承争いに敗れたバラーラデーヴァは、バーフバリとデーヴァセーナの                                      仲を裂き、バーフバリを王座から弾きオロスべく邪悪な策略を巡らしていた。                                   やがて王位を奪ったバラーラデーヴァはバーフバリと生まれたばかりのその息子の                                 命を亡きものにしようとする・・・。                                            父バーフバリはなぜ殺回されなければならなかったのか?                                         母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか?                                     すべてを知ったシヴァドゥはマヘンドラ・バーフバリを名乗り、                          暴君と化したバラーラデーヴァに戦いを挑む。                              (公式サイトストーリーより抜粋)                                      ストーリーが単純で、歌あり、踊りありのインド映画は豪華絢爛さとスケールの               大きさで大変好きになりました。                                   どこの国にも王座を巡る争いがあり、陰謀が渦を巻いて誰かが犠牲になる。                   国母が選んだ王であっても国民が納得しなかったり、嫁姑の考え方の違いが                                    あったりして、そのことで王族の中に妬みを持つ人物もいて、いずこの国も                     日本の戦国時代と同じだと感じた。                                        ムービープラス

2019.3.11(月)8年前の今日

ooguti.jpg                                      8年前の今日の夕方、神奈川県の横浜線の大口駅にいた                             普通に朝、家を出て横浜市営地下鉄の新羽駅で下車し                                会社まで歩いて通勤し15時近くに新社屋の4Fで地震に遭遇した                        高台の屋上から横浜方面を見た時に遠くに火が見えた。                             会社は電車が止まっているにも関わらず定時間終了まで帰宅指示がなかった。                         家族に電話を入れたが電話は繋がらない。                                        大口に住んでいる後輩の家に徒歩で避難することにした。                                   幸いにどうするかの判断が早かったので後輩のマンションまで歩いた間では                           車の渋滞や新横浜駅の混乱、菊名駅はシャッターが閉まっていたなどいつもと違う                            風景を目の当たりにした。                                             携帯はドコモだったので2時間後には家族や息子たちとも安否確認ができた。                                     そんな8年前を思い出した。                                          平成は雲仙普賢岳の火砕流からはじまり、北海道南西沖地震、阪神淡路大震災、

新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨と災害は続いた。                                              災害が発生している割に世間は防災訓練には関心を示さない。                         一生に一度しか体験できないような災害がいつ自分に降りかかるかわからない。                    覚悟は絶えず決めて置かないと途方に暮れる。                          ・・・・・・                                             花粉が飛び、気温は室温で24℃もある。                                 朝食をつくる。今日はホットドッグをつくった。           CIMG8370.JPGCIMG8372.JPG                                      新聞を読んでから、読書をして、9時過ぎに歯医者の予約をしていたので出かけた。                歯の定期検診を3ケ月に1回やっている。                                CIMG8322.JPG sika.png                                          家に戻り11時から海外ドラマを観て、買い物へ出かけた。                508.jpg ono.jpg                           昼食はかつ丼を購入して食べた。                      001.JPG                                   ポストに自治会から新しい組長さんの一覧表をパソコンで作成する依頼がきていた。                  期限が過ぎていたので至急作成しメールで送信した。                                 終了後、大相撲春場所を楽しんだ。                 sumou.jpg                                  スペインワインで晩酌して、イカピーマンの炒め物をおかずに夕食を食べた。        ikapi-.jpg                                          BSで青森のふくろうの生態の記録を観ながら転寝した。               DSC04420.JPG                                          23時近くに風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。              今年も地震は発生している。                                             なにがいつ起きるかわからない時代を生きているにも関わらず万全の準備が                  できていない。結果として復興は長い年月がかかることは明白であり、こころの                  準備は常日頃よりしておくしかない。                                         地球上に生きるということは戦争以外にも多数の犠牲者が時として、                       ある日突然発生する。   

         

読書を楽しむ「夏川草介 新章 神様のカルテ」

CIMG8115.JPG                                    2011年の3月に第1作と出会ってから5作目                                          大学の医学部を卒業して、地方都市の一般病院に勤務している                                    内科医・栗原一止の物語は                                                     24時間365日対応の病院で患者のためだけに働いていた                                      一止は慢性的な睡眠不足と劣悪な労働環境の中で命を削っていた                                        彼には山岳カメラマンの榛名という妻がいて                                            「あなたの周りでは毎日ひとが亡くなります。優しいひとも、                                 大切なひとも、楽しいひとも、素敵なひともみんな亡くなります。                  それを見守る夫は、疲れているように見えるが私にはなにもできる                       ことがない」と言う                                       そんな妻に夫は言う「これからも一緒に生きていくのだ。                                               ふたりならどんな道でもきっと歩いていけるんです」                                        医者も人間、ひとを支える相棒がいることほど心強いことはない                         4年の歳月が流れ新章が出た。                                              栗原一止と榛名には2年前に小春と名付けた子どもができたが、生まれた時から                        左の股関節に故障を抱えていた。                                         そのことで今でも安曇野のこども病院に足を運ぶ生活が続いていた。                   一止は2年前に一般病院から大学病院へ勤務先が変わった。                                 新しい勤務先は積み上げてきた実績と常識が通用しない特異な世界で右往左往                  するばかりの日々を送っていた。                                                        日本の医療において、技術と知識と人事の頂点に君臨しているこの組織は、                                  実に奇怪で一種の迷宮を形成している。                                            大学病院という場所は、患者よりも医師の数の方が多い。                         一般の医療機関ではありえない。                                                     教授、准教授、講師に助教、医局員、大学院生、研修医、非常勤にアルバイトと                   あらゆる立ち位置に大量の医師が配されている。                                            600床のベッドに対し1000人を超える医師が、事細かく専門に分かれ、病院全体で                  30を越える科が存在する。                                                   組織も複雑であるにもかかわらず、建物も外来棟、病棟、検査棟、医局棟、基礎                 研究棟などがあり、地下道や渡り廊下で結びつけられている。                                                                                     巨大な組織に無数の医者がいるから検査や治療が迅速に進むであろうかと思えば、                  まったくそうでない。                                         医師たちは様々な都合に引き回されて、院内を右往左往している。                                  こんな信濃大学病院の消化器内科配属された一止は1年目の研修医と4年目の内科医                   と指導医の4人で班を形成している。                                              これだけの人と物が集まっている大学病院では一止から見るとおかしなことが                  たくさん起きている。                                           一止は言う「私は患者の話をしているのです」と。                              舞台が大学病院に移り、医療に対するささやかな希望を多くの人に届けたいと願う                作者のこころがズキンと読者に伝わりました。