BSで映画を楽しむ 「武士の家計簿」
激動の時代を刀ではなくソロバンで一家を守った侍の話 時代は幕末から明治時代へ。 加賀藩の武士は、商人から借金をして生計を立てていました。 猪山家は代々加賀藩の前田家の会計係を担当して、今7代目が その要職に ついていました。 猪山家は、おばばさま、父上、母上、息子が暮らしていました。 7代目の息子・直之も父と同じ会計係を担当しソロバンを弾いていました。 猪山家も幕末から明治という時代の波に飲み込まれ家計は借金まみれ でした。 直之は、剣術道場の娘・お駒を妻にして猪山家の建て直しを計ります。 このために家の中にある家財を売りに出すことにしました。 家族から反対もありましたが、これ以上商人から借金を重ねることが できないため家族の宝ものを売りに出し借金の返済に充てます。 しかし、返済は半分しかできませんでした。 直之には男の子が生まれ、こどものお祝いもお駒が絵に描いた鯛で お祝いをしました。鯛が買えなかったのです。 幕末から大政奉還がありという激動の時代を刀ではなくソロバンで 一家を守った侍の話を映画にしたものです。 節約という考え方では、現代に通じるものがありますが映画は地味です。 幕末の武士の生活を知りたいひとにはお勧めです。 BSプレミアム
2019-05-21 23:00