ケーブルＴＶで映画を楽しむ「インモラル・ルーム」

誰かに見られているー

イタリアの田舎町のワイナリーにバカンスで宿泊することになった

アメリカ人のキャシーとブライアン

別れる寸前だった2人はそこで絆を取り戻そうとしていたが

その家にはいたるところに監視カメラが仕掛けられていた　

イタリアの美しい田舎町へバカンスにやってきたキャシーとブライアンのカップル。実はある出来事をきっかけに別れる寸前だった２人は、そこで思う存分愛し合うことで再び絆を取り戻そうと考えていた。美しい自然、美味しい料理やワイン、そして貸切で滞在する豪華な一軒家、その素晴らしさに圧倒される２人。しかし、実はその家のいたるところには監視カメラが仕掛けられており、２人の情事も、全てが何者かに覗かれていた。更に突如現れた怪しげな隣人・フェデリコがキャシーに近づいてきたことで、またも彼らの関係はギクシャクし始める。果たして、監視カメラを覗いているのは何者なのか、隣人フェデリコの目的とは？やがて起こり始める不可解な出来事。淫靡で残酷な惨劇が今始まろうとしていた…。（ＴＣエンタテイメント作品情報より抜粋）

キャシーが早朝のランニングに出て足を挫きフェデリコと知り合うが、ブライアンはキャシーに近づく男たちに嫉妬していた。ふたりの仲はイタリアに来ても最悪だったが監視カメラを発見したことで共通の敵を見つけ犯人捜しをはじめたが・・・・・・。ラストは意外な結末でした。ムービープラス

2020.7.5（日）映画だらけのステイホーム

　

外は雨が降ったりやんだりのいつもの日曜日だったが

映画だらけの日曜日になって目が痛い　

7時に起きて朝食の準備をはじめた。細君は8時過ぎに起きてきた。8時過ぎに電話がなり不吉な予感がした。細君の姉貴から電話でリフォーム業者が家に入るのでその前に探し物を手伝って欲しいと言われ食事もせず、洗濯もせずに出かけた。サラダのみつくり冷蔵庫へ入れた。細君は11時半過ぎに買い物をして戻ってきた。その間ケーブルＴＶで映画を観ながら過ごした。結局、朝食は抜きになり昼食にサラダを出して細君がつくった焼きそばを食べた。午前はサメの映画で午後は男と女のスパイ映画と日本のミステリー賞の映画化された作品をＤＶＤで観た。

　

熊本は豪雨で街が大変なことになっている。東京は今日も感染者が100人を超えた。晩酌して、シラス丼を食べ、ブドウを食べた。半沢直樹のこれまでの総集編を観ながら過ごした。

　

風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。東京都は現職知事が再選された。実効再生産数は1.78になった。この調子では経済活動はどんどん悪くなる。明日は今日できなかった数独と料理本の読書がお楽しみです。

読書を楽しむ「山下澄人 月の客」

トシとサナは朝まで月を見ていた

ふたりはこれまでの話をした　

トシの父は口がきけない母をはらませて消えた。母が飲み屋で働いていた時の男はチョージといい妊娠がわかりチョージは消えた。トシは5歳で酒屋にもらい子にやられたが10歳のときに小さな神社のほこらに住むせむし男に出会い、大きな木に登り、ほら穴を見つけ、トシはそこに住むようになった。すずめやハトやからすにかえる、ザリガニを食べて暮らした。捕まえ方はせむし男が教えてくれた。12歳の時に知らない男にナイフで頬を切られた。ほら穴には、いぬと一緒に住むようになった。

サナはトシがほら穴を見つけた頃から穴へ来ていた。豚みたいな若い女だった。

サナは両親と住んでいた5歳の時に酔っ払いの母親に突き飛ばされて足を骨折した。3年後、母は車に跳ねられ腰からしたが動かなくなった。サナが中学に入った後、母親は首を吊った。サナの母親の葬儀でトシの母親はサナの父親の兄貴で見世物小屋の親方と知り合い見世物小屋で働くようになった。親方にはおくさんと呼ばれる女が4人いた。

ふたりは15歳になり、ほら穴でいぬと共に暮らすようになった。サナはイエスさんの話が好きだった。トシは頬を切った男と出会い、男をアイスピックで刺して、施設に入った。サナは、ほら穴にいたが運送会社の事務員になり尞に住んだ。トシが施設から戻ると母は男の子ラザロを生んだ。トシも見世物小屋で働くようになった。ラザロの父親はきよしという名だった。トシはきよしの耳を削いだ。ラザロは小学生になったときに車に轢かれて死んだ。サナはラーメン屋で知り合った歯抜け男と暮らしていたが地震で家がつぶれ、男は病気で亡くなった。トシの母は、見世物小屋を辞めて焼肉屋で裏方として働いていたが地震で避難所へ避難しそこで亡くなった。サナは全国をあちこち飛んで暮らしていたが30歳のときに建設現場で警備員をしていたときに首になり、ほら穴へ戻った。トシはせむし男が死んで、残した金で部屋を一時借りたがほら穴に戻った。

10歳の時からほら穴で、トシはいぬと暮らすようになり、サナも来るようになり、歳月が流れ、穴の前でトシが寝ていると思ったら死んでいた。横にいぬがいて腹が減ればトシを食べる。

読んでいくとトシという男の一生を知ることになる。