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BSで映画を楽しむ「デジャヴ」

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一度も体験したことがないのに


すでにどこかで体験したことのように感じることを



「デジャヴ」という


映画はフェリーの爆発事故からスタートします。
監督はトニー・スコット。あの「トップ・ガン」と「ビバリー・ヒルズ・コップ」の監督だ。だから画面のテンポが軽快で観客を飽きさせない。爆発事故の前に既に死んでいた女性が事故現場の近くで発見されます。この女性に起こったことを未然に防ぐという内容が映画のストーリーです。わかりやすく言うと、すべての街に家の中に隠しカメラを設置して事件が起きたら巻き戻して見直すとなにが起きたかがわかります。映画はこの亡くなった女性の過去を遡って調べます。過去を見ることができるものが政府の中の一部の機関にあって、そこから女性が死に至るまでの記録を追います。そしてひとりの捜査官が女性が死に至る過程を調べ上げ、過去に遡って彼女を助けるというものです。フェリーの事故が起きたのが4日前です。捜査官は彼女を助けるためにタイムスリップして4日前に戻ります。そしてフェリーの爆破と女性の死を防ぎます。簡単には、こんなことですが映画を観ていると緊張します。本当のことのように思われるからです。デジャヴを映画で体験してみてはいかがでしょうか。BSプレミアム



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2021.1.12(火)喪主の記録

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親が亡くなるとこどもが喪主をやることになる

親父が亡くなった時は、母親が喪主になったが母親が亡くなると息子が喪主になる。ひとの死は1時間前まで元気な姿でいても1時間後に息をしていないということもある。特に母親が90を過ぎた高齢者の場合は、医者はいつ死んでもおかしくないと口癖のようにいう。そして、その通りのことが起きた。どこの家でもひとが亡くなったときの対応をこどもには教えてはいない。次の喪主のために記録を残した。

親が高齢になり持病も持っていたら葬儀屋とかお寺さんとか事前に見つけておいた方がいい。平均寿命を過ぎて生きているひとは、いつお迎えがあってもおかしくない。幸いに今回は事前に葬儀屋とお寺さんを選択して費用を概略聞いていたのでその線に沿ってお願いをした。葬儀は家族葬とした。母親がこの世に生を受けて7人の家族が誕生した。この7人の家族で葬儀を行った。それでも人数は1名欠席で16名になり、暖房のある斎場で葬儀ができる人数が20名に限定されていたので丁度良かった。葬儀屋が遺体安置から通夜・告別式・火葬・49日までの祭壇の設置などをすべてやってくれた。葬儀以外の手続きがまた大変で期日もあり、これについては市役所へ行って、ひとが亡くなった時に申請や届け出をする事項についてふたり一組で出向いて話を聞いてきた。提出する書類さえ揃えば問題がないことが分かった。名義書き換えや口座引き落とし変更についてはそれぞれのコールセンターへ電話で確認し、書類を送付してもらうようにした。これからの法事についてはお寺さんからお知らせをもらうことにした。故人が関わっていた公共料金以外の株式や土地の名義変更も届け出書類の送付を依頼した。遺産の分割は家族で話し合いで決めることにした。預金の大半は2度の入院と2度の介護施設への入居で使用したので結果としては葬儀代が残ったということになった。晩年は故人の年金額が老健への支払いになった。納骨については霊園管理者とお寺さんと石材店に電話を入れて日程調整した。故人は葬儀費用もこどもたちに負担をかけたくないと言って準備していたので家族に香典の負担はなかった。

本で読むと余分なことがたくさん書いてあって悩まされるのであまり役に立たない。親が平均寿命に達したら葬儀のことは考えなければならない。

天気予報では深夜に雪が平地でも降ると言っていたが朝起きるとなんでもなかった。朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べた。新聞を読んでから葬儀の記録をパソコンで清書した。

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緊急事態宣言が発令されても世間にソッポを向いているひとが一人でもいれば感染は拡大は止まらない。今はそういう状態でそのひとが感染するまで収まらないかもしれない。

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故人が亡くなった日からノートにメモしていたのでそれをパソコンでまとめた。まとめたものを次に喪主になるひとに参考に渡そうと思う。細君は久々にアルバイトへ出かけた。昼食用に近所のパン屋でパンを購入した。葬儀の記録をまとめた後は、レンタルDVDで過ごした。13時からはBSで映画を観た。細君は仕事が遅れていたので買い物をして14時頃戻って来た。遅い昼食をふたりで食べた。

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食後、細君はお疲れで昼寝。わたしは大相撲観戦。

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3大関が全員負けた。初場所はそういうジンクスらしい。晩酌の時間になりワインを飲んで、豚汁を食べた。納豆の番組を観てから転寝した。風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。

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1/11時点の地元の感染者は22名でこの勢いなら700名までいきそうだ。

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読書を楽しむ「西澤保彦 偶然にして最悪の邂逅」

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ふたりの男が特養ホーム「もみのさと荘」で

40年前の問題のある夜に目撃した情景を話し合っていた 

ふたりは樅木高校の先輩と後輩で、ひとりはミステリ作家徳増大希、ひとりは河原井。1979年学校が夏休みになる前、河原井と同級生の植松は廃校になった中学校の旧校舎に忍び込んで校舎の向かいのアパートに住んでいる女性教師・蛭田美由紀の着替えとか私生活を覗いていた。美由紀は男と布団の上で抱き合っていた。男は讃井茂治で中学時代に同級生の田才と人命救助で表彰されたが社会人になってからは遊び人だった。同じ頃、貝沼建築設計事務所で経営者の貝沼規矩雄の遺体が発見された。第一発見者は樅木中学の野球部の貝沼の後輩の月見里辰彦だった。月見里は借金の肩代わりを依頼するために訪問し死体を発見。しかし、警察は断られかっとなって殺害したと疑い逮捕した。蛭田美由紀は貝沼規矩雄とも男女の関係にあった。

ふたりの男は過去の事件の真相究明を話し合っていた。美由紀は部屋のカーテンをいつもオープンにしていたことにふたりは疑いを持った。そして、美由紀が讃井茂治の殺人計画を考えていたのではないかと疑った。美由紀は覗かれていることに気づいていて覗いていたふたりを犯人にしようとしていたらしい。

特養に入居するような人は多少のボケが入っている。記憶が正しければいいが思い込みということもある、そんなことにヒントを得たストーリーのような気がする。


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