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レンタルDVDで映画を楽しむ「モービウス」

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毎日3回血液を交換しないと死ぬ運命にある

少年マイケルとマイロ

マイケルは治療法を見つけるために生きてきた

天才医師マイケル・モービウスは幼い頃から血液の難病を患っていた。同じ病に苦しみ、兄弟のように育った親友マイロのためにも治療法を見つけ出そうと、コウモリの血清を投与するという危険な方法を試すことに―。彼の身体は驚くべき変化を遂げ、超人的な筋力、スピード、飛行力に加え、周囲の状況を感知するレーダー能力まで手にするが、その代償として得たのが抑えきれない“血への渇望”だった。人工血液を飲みながら、<人間>としての意識を保とうとするマイケルの前に、生きるために血清を投与してほしいと懇願するマイロが現れる。(公式サイトストーリーより抜粋)

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マイケル・モービウスは人間とコウモリのDNA合成を研究していた。血だけが餌となるのはコウモリだけだった。細胞の結合テストをネズミで実験し一度は失敗したと思われてが成功した。モービウスは沖合の貨物船の中でマルティーズ医師と人体実験を実施した。背中に注射をしたらコウモリの知覚や感覚を伴った筋肉質の怪物に変身した。異変に気付いた船の船員たちが変身したモービウスに銃を向けるが彼らはモービウスに血を吸い取られていった。モービウスは船内のカメラで自分の行動を確認した。彼は血を接種するとオリンピック選手並みの身体能力が得られた。人工血液は6時間しか効き目がないことも分かった。マイロがモービウスを訪問しモービウスみたいになりたいと言ったがモービウスはマイロを自分と同じような運命にしたくないと断った。

やがてニューヨークで人体の血が失われるという吸血鬼殺人事件が発生する。刑事はモービウスが持病の治療法を研究していることを突き止め彼をマンハッタンの拘置所に収監する。彼は一連の殺人事件の容疑をかけられていた。マイロが弁護士を名乗りモービウスに面会する。そして、人工血液を置いて行った。モービウスは血液を飲んで留置所を脱走し指名手配される。マルティーズ医師に自分はやっていないと告げる。事件はマイロが血清を飲んで引き起こしたことだった。クライマックスはモービウスとマイロの戦い。ふたりの戦いの結末は映画を観てのお楽しみ。この映画にも抗体の話が出てきます。コロナでも抗体の話が出てきます。抗体は大事ということが分かります。ツタヤレンタルDVD


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2022年8月7日(日)夏の知的好奇心 ゴーイングコンサーン(企業継続の前提)

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企業が将来にわたって事業を継続することを

前提にする考え方で

この前提に重要な疑義を抱かせる事象や状況が

存在する場合は事業存続のリスクを示す

こういう企業で働くことがいい

創業100年を目指すような企業には企業継続の前提がある。同じように家族も家系を継続させることを前提に物事を考えないとあっという間にお家断絶になる。生まれてきたら、この社会を生きるための前提を個々人が考えるべきだ。そういうものがないとリスクも見えない。見えないということは時として犠牲者になる。

雨戸を開けたら青空が見えた。トイレに行ってから血圧の測定をして、ケーブルTVで落語を聴きながら朝食をつくり、落語を聴きながら食べた。

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今日も散歩へ出た。高血圧には散歩がいいらしい。今日の散歩の成果は7000歩。

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家に戻り、新聞を読んでから、数独を解いて、細君と買い物へ出かけた。

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昼食はケーブルTVで夏らしい映画を観ながら焼きそばを食べた。

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読書もして、昼寝もした。

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18時からNHK大河ドラマを観て、晩酌して、夕食は焼き魚でご飯を食べた。

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セルジオメンデスのボサノバを聴きながら過ごして、風呂に入り、血圧測定をして、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。8/6時点の実効再生産数は1.02で地元の感染者は339名。神奈川県では50歳代が1名亡くなった。

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継続するための前提がしっかりとしていれば想定外と言われることが起きても対処することできる。前提というものを考えている企業や人は強いかも知れない。


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読書を楽しむ「上田未来 人類最初の殺人」

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20万年前のナイジェリアのオショボ

ホモ・サピエンスたちが群れで暮らしていた

母系社会で男は成人すると群れから離れた

群れのリーダーは男で16名で暮らしていた

男は二人一組で狩りに出ていた。一組はリーダーのガルーダと群れのNo.2のルラン。一組は群れのNo.3のマーラーとハンハン。リーダーの組は日没に戻り、女たちと食事をしました。no.3の組はマーラーがひとりでシダの葉に包んだ肉を持ち帰り2度目の夕食をはじめました。ルランはハンハンが戻らなかったことを気にしていました。ルランはマーラーが獲物を取れず、ハンハンを殺して持ち帰ったと考えていました。人間同士の意思が伝わるような時代ではなかったためルランは思っていることをリーダーに伝えられませんでした。群れの仲間はハンハンが群れから出て行ったと理解していました。ルランは証拠を探しにマーラーたちが狩りに出た場所へ出かけました。小さな虫たちが蠢いていた方向へ行くと人間の頭がありました。付近には骨も転がっていました。頭蓋骨の上を触るとへこみがありこん棒で叩いた痕のように見えました。ルランは群れに戻り仲間を説得しようとしますが何を言いたいのかが理解されませんでした。ルランが殺人現場を再現しても動き回っているのを見ているだけでした。5日目の夜にルランは森へ行きました。後ろから「ルラン」と呼ばれ振り返ると鳥の羽根を全身に着けた男がいました。よく見るとハンハンでした。ハンハンは大量の羽根を持つ鳥を殺して氷河時代の防寒着にしていました。このため群れに戻らなくても暮らしていけると判断したのでした。

言葉が現代のように意味を持つ時代ではない20万年前。言っていることが通じない言葉足らずの時代。ルランの思いとハンハンの思いは異なり、ルランは自分の考えを伝えられずストレスを抱え、ハンハンはルランに会えたことを純粋に喜んでいたが相手への理解が未発達の時代では理解されなかった者が理解しない者をそのイライラから殺してしまうこともあった。ルランはこん棒でハンハンを殺した。その遺体が1984年にイギリスの古人類学者によって化石として発見され、法医学で死因を調べたら撲殺されたことがわかり人類最初の殺人となった。自分の意思を正確に相手に伝えられないことから起きる事件は現代でもなくなることはないという話でした。「人類最初の密室殺人」は日本が舞台でこちらもおもしろかった。暇しているときには一風変わった内容の本もいい。


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