ケーブルＴＶで映画を楽しむ「フランス映画 最強のふたり」

最も差別される人々

パラグライダーの事故で首からしたが全身麻痺になった富豪の 男フィリップと介護士面接にやってきた黒人青年ドリス。 ドリスは不採用通知を貰い失業手当を受けようとしていたが 面接に受かってしまう。そして、ふたりの日常が始まる。 音楽の趣味はクラッシックとソウル。 ファッシュンは高級スーツとスウェット。 文学的会話と下ネタ。 住む世界が違う男ふたりの雇主と使用人を超えた友情の 物語で本当にあった話。 このふたりが車に乗りドリスが猛スピードで運転しパトカーと カーチェイスを繰り返した後、掴まるとフィリップが助手席で 苦しそうに息をして見せてドリスが彼は病人で一刻も早く 病院へ直行しないと死んでしまうとうそをついて警察がその うそに引っかかり車を先導して病院まで送るというファースト シーンは傑作でした。 原題を訳すと「最も差別される人々」という意味だった。 多分ドリスを含んだ家族のことを指している。 一風変わった男が変わったひとを好きになるこんな映画が好きです。ザ・シネマ