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読書を楽しむ「ダヴィド・ラーゲルクランツ ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 下」 

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人工知能研究の世界的権威フランス・バルデル教授が自宅で殺された

教授には自閉症の息子アウグストがいた

彼はサヴァン症候群だった

アウグストを助けたのはドラゴンタトゥーの女ハッカー・リスベット

そして、ひよんなことからリスベットの消息を知った雑誌記者・ミカエル

リスベットとミカエルは事件の真相を追い世界を震撼させることになる

息子アウグストはオーデン児童青少年診療センターに入所したが評判のよくない施設だった。そのセンターを殺し屋が襲うことをニセメールから察知したリスベットはアウグストを助け、通りかかった車に載せて逃げるが肩の下を撃たれていた。リスベットはミカエルに連絡をとりアウグストの避難場所を探して欲しいと依頼した。ミカエルはインガレー島にある知り合いの別荘を借りた。リスベットは犯人グループのひとりユーリーを探し出し、この男の調査をミカエルに依頼した。男には前科があり、男の会社の所有者はリスベットの父親だった。別荘でアウグストは絵を描き始めた。それは彼を虐待した男の顔だった。アメリカ国家安全保障局高官が企業情報を集めて、それを高値で売っていることが判明した。ミカエルはリスベットの幼少からの後見人を訪問しリスベットの家族の話を聞きだした。父親が母親に暴力をふるい、母親は介護ホームに送られた。リスベットには妹カミラがいて稀に見る美女だった。リスベットは父親に反抗し、カミラは父親の事業を引き継いだらしいことが わかった。父親は元ソ連の大物スパイだった。殺し屋の一味はミカエルのアシスタント記者を拉致した。ミカエルはリスベットに「カミラがきみたちを追っている。隠れ家を離れろ!」とメッセージを送った。連続するスリルと興奮。先を読みたくなる予測不能の展開。このシリーズお気に入りになりました。


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