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読書を楽しむ「R・A・ラファティ とうもろこし倉の幽霊」

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アメリカの片田舎の農村にある

とうもろこし倉に幽霊が出るという話を

たしかめようとした少年ふたり

ジャーマン・シェパードの老犬シェップがとうもろこし倉に近づかないのは倉で幽霊を見たことがあるからだという話から幽霊話がはじまる。少年ふたりはことの次第を知っているジョージに話を詳しく聞いた。ジョージのパパがある晩に汚い男を雇うことになり食事を与え、倉にある部屋に寝に行かせた。翌朝男を呼びに行くと何も残っていなかった。幽霊の餌食になったということになった。同じ夜に子馬も消えて3日後に離れた町で見つかったが幽霊に驚いて走り続けていたらしい。貸し馬屋があった昔にも厩で馬を一晩中乗り回すものがいて馬の体はほてって、泡汗にまみれていた。包丁研ぎ師もとうもろこし倉の道具置きの小部屋で仕事を一晩中するために部屋を使ったが朝になると男の姿がなかった。倉にある部屋では幽霊に首を吊らせられたひとが10人以上いた。ふたりはその夜とうもろこし倉の二階にある小部屋に上がった。このあとに続く出来事は本を読んでのお楽しみ。


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