ケーブルTVで映画を楽しむ「コロニア」
1973年に独裁政権下チリで起きた実話
脱出不可能とされるカルト教団施設に
囚われた恋人を救おうとする
ドイツ人キャビンアテンダントの奮闘
1973年のチリ。ルフトハンザ航空の客室乗務員レナはサンティアゴ行きのフライトで入国し、現地に長期滞在しているジャーナリストの恋人ダニエルと会おうとする。しかし、軍が突如クーデターを起こして大統領支持派を捕まえ、デモに参加したダニエルも連行されてしまう。ダニエルを待っていたのは、コロニア・ディグニダというカルト教団の施設での厳しい拷問だった。ダニエルを救出するためレナは単身コロニアに潜入する。(ザ・シネマストーリーより抜粋)
教団施設からの逃走、サンディエゴのドイツ大使館への駆け込み、ふたりはフランクフルト行の飛行機に搭乗しようとするが軍に追われ、離陸取り消し寸前に機長の判断で飛行機が離陸した。この事件は国際的なスキャンダルになったが、チリ国内では報道されずじまいだった。チリの拷問施設<コロニア・ディグニダ>は実在した!。40年間で脱出できたのはわずか5人!。緊迫の脱出劇がスーダンでもあったばかり。海外でのリスクは何が起きてもおかしくない。ザ・シネマ