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ケーブルTVで映画を楽しむ「帰 郷」

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かつて信州・木曾福島を縄張りにしていた

博奕打ちの宇之吉は

親分の罪を被って江戸へ逃れる

しかしある深い事情から江戸を出奔することとなり

以来三十余年

病に倒れた宇之吉はようやく帰ってきた故郷で

いったい何を見たのか

信州・木曾福島に向かってひとりの無宿渡世姿の旅人が歩いていた。男の名は宇之吉。かつては木曾福島を縄張りとする博奕打ちだったが、親分の罪を被り、江戸に身を寄せた。しかし世話になった相州屋清五郎の妻・おとしと道ならぬ仲になり、清五郎を殺し、おとしと江戸を出奔。以来30 年余りの歳月が流れ、病に倒れた先で見た風景が宇之吉の心を抉る。老い先を思い故郷へ歩みを進めた。故郷、木曾福島に辿り着いた宇之吉。町を歩くうち、斬り合いに遭遇する。野獣のように、隙がなく獰猛な動きを示している男が一人、十人を超える男たちを相手にしていた。のちに知れる男の名は源太。彼を追い詰める男たちは、宇之吉のかつての兄貴分、九蔵の手下たちだった。川に飛び込み難を逃れる源太。宇之吉はその姿にかつての自分の姿を重ねていた。ある日、渡世人仲間の栄次と行った飲み屋で、おくみという女と出会う。栄次から、おくみと源太は好いた仲だが、かねてからおくみに目を付けていた九蔵が、二人の仲を引き裂こうと執拗に嫌がらせを重ね、ついに源太が九蔵に斬りつけ、追われる身となってしまったのだと知らされる。神社で行われる山博奕の日、宇之吉は幼なじみの佐一と再会し、衝撃の事実を耳にする…。(時代劇専門チャンネルあらすじより抜粋)

渡世人として生きることを選び、家族を捨てた男の懺悔と贖罪、そしてかすかな希望。齢を取ったらなにもしなくてもいつかは死ぬという男のせめてもの希望は自分の娘を救うことだった。時代劇専門チャンネル


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