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読書を楽しむ「ゼロから身に付く!ChatGPT活用スキル」

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新しいことに関心を示す

人間は世間にたくさんいる

ChatGPTが話題になっている

超がつく入門書が出たので

読んでみた

聞くと学ぶでは大違いのことが分かった

ChatGPTは人工知能で質問に対しての返答は、人間と区別がつかない。使い方は簡単で「ChatGPT」のウェブサイトにアクセスし、SignUPをクリックし、名前を入力し、電話番号を入力することで利用は可能。

使う上での注意点は、「ChatGPT」が言うことがすべて正しいとは信じないこと。ChatGPT」は真実でないことを自信満々に、本当のことのように言うことがある。そういう意味では出力結果を盲信しないこと。そして自分で判断することが重要ということ。ということは出力結果を個人が判断できる知識がなければ使わない方がいいともいえる。ウソをつかれても真偽のほどが判断できなければ、使い物にならない。

日本人は質問を日本語ですると思われるが質問は英語を使うことを推奨している。英語と日本語では返ってくる答えに違いがあり、日本語だと間違えた答えが出て、英語だと正しい答えが出ることがある。英語と日本語のデータ量の差が背景にあることを知る人は少ない気がする。英語が苦手な人はDeepL翻訳ツールで一度質問を英語にしてから、それを貼り付けて質問するのが正しいやり方のようだ。

最良の結果を得るためには最新のモデル(この本ではGPT-4)を使うのがいいと書かれていた。

ChatGPTに対して「敬語」で入力するか、「命令形」で入力するかで出力結果に違いが出るらしい。命令形ではある質問に対し出力文字数が少なく出た(30文字以内)。「敬語」で同じ質問をしたら200文字強だった。理由は現実社会では敬語は目上の人に対して使う、命令形は格下の相手に使うことから、同じように出力結果にも反映されているということらしい。

ChatGPTの文字数制限を日本語でChatGPTに聞くと4096字と答える。英語で聞くと2048字と答えた。ChatGPTの回答を鵜呑みにしないで実際に日本語と英語で長い文章を作成し実験したら日本語は2700字で制限オーバーし、英語は13000字まで入力できたと書かれている。

翻訳や変換については英語は長けているがスワヒリ語への翻訳では学習データの量が少ないと精度が低くなるらしい。

ChatGPTで災害の被害状況をシミュレーションすることはできる。本では首都直下型地震を例に津波による被害とか、公共交通機関への影響とか、下水道や発電所等の被害とかシミュレートできるが災害に備えることができるかは個人の判断になる。

ChatGPTについて本を読んでみると利用者が回答を鵜吞みにせず正しい判断ができれば利用価値はあるが、そうでない場合はむしろ混乱を招きそうで、自分で判断ができない人は利用を控え様子を見るようにした方がいい気がする。


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