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読書を楽しむ「森川智喜 動くはずのない死体」

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那夏は同僚との2泊3日の旅行から帰宅した

同僚と話し込んで昨夜は

ほとんど寝ていなかった

そんなとき、夫の克則が妻に内緒で

作った借金の話で喧嘩になり

手近な物を克則めがけて放り投げた

何を投げたかわかっていなかったが

夫は不自然にふらふらしはじめ

右胸に包丁が刺さり

キッチンの床に仰向けに倒れた

沙那夏は、これからどうしょうかと決める前にコンビニへ眠気を吹き飛ばす栄養ドリンクを買いに出て、家に戻ると異変に気付いた。キッチンで倒れていた夫が居間いた。沙那夏は自分に言い聞かせるようにつぶやいた「死体が動くわけない」。その後も克則の身体は脱衣所へと移動した。沙耶夏は真相にたどり着くことができるのか。真相は本を読んでのお楽しみ。読者は著者にハメられる。