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レンタルDVDで映画を楽しむ「ロストケア」

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これは、あなたとあなたの家族の物語

早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか?そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか?被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。(公式サイトストーリーより抜粋)

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脳梗塞の後遺症でひとりでは生活できなくなった父と同居し介護をしていた斯波。母と離婚し、長年音信普通になっていた父親が連絡してきても電話に出ない大友。斯波の父は自分が認知症であることを理解し、自分も息子も苦しんでいる現状を悲しみ息子に殺してくれと頼み息子が実行した。片や介護が必要になった母親を有料老人ホームに入れ介護から逃げている娘・大友。アパートで孤独死した大友の父親。

斯波は、自分がやらなければ介護をしている家族がやっていたと話す。斯波が訪問介護をしている家庭は社会から孤立し介護に疲弊していた。斯波は41人の家族を救ったと言い、殺人ではないと主張する。介護家族の厳しい現実を知る斯波。介護の安全地帯にいる大友。

ゆりかごから墓場までの社会保障制度のサポート体制では賄い切れていない現実をその目で確かめたい人にお勧めです。ツタヤレンタルDVD



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