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読書を楽しむ「超絵解本 ヒトの体はこんなにすごい!人体の取扱説明書」

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家電製品やデジタル製品は

正しい使い方を

取扱説明書で教えてくれる

人間の体についての取扱説明書が出たので

読んでみた

自分の体のしくみや機能、使い方を正しく知るためにブログに記す。

成人の体には骨が206個あり、骨どうしの連結「関節」が260個ある。骨と骨が接触してもすり減らないように「軟骨」というクッションがあるが、この軟骨は加齢とともにすり減って炎症を起こし関節症と呼ばれる病気になる。主な病気は「五十肩」「関節リウマチ」「変形性膝関節症」「変形股関節症」がある。

関節をまたいで骨どうしを結ぶ筋肉は骨格筋と呼ばれ200種類ある。

スマホを見ようとして頭を前に傾ける姿勢になると首や肩への負担が5倍になる。スマホにまつわるトラブルは、ドケルバン病とスマホ肘、眼精疲労がある。

足腰には4種類の筋肉があるが、加齢にともないおとろえ、歩行や階段の昇り降りが困難になり、つまづきやすくなる。足腰の筋肉を貯筋するには、ウォーキングやラジオ体操では筋肉のおとろえを防げない。スクワットやランジというトレーニングが必要。

腰への負担が少ない座り方は、背もたれを後ろに倒して座ること。座り過ぎは将来の死亡リスクを高め、血流などが低下するので1時間に1度は立ち上がることが必要。

寝るときの理想の姿勢は、あおむけで寝ること=自然に立っている状態をそのまま横にした状態。

骨と筋肉は日々生まれ変わるが筋肉を使わないと正常に生まれ変わる能力が低下する。

皮膚の表面は脂でおおわれ水分の蒸発を防ぐ役目をしているが水仕事やお風呂で体を洗うことで脂が失われ、乾燥するので保湿剤を使い皮膚の表面をケアすることが必要。

目には手振れ防止機能とオートフォーカス機能がある。スマホなどで目を酷使しているひとは「軸性近視」の発症リスクが高くなる。1日5時間以上スマホを使用するひとはスマホ老眼になる。

耳で聞くことのできる音の大きさには限界がある。大きすぎる音を聞き続けると難聴になる恐れがある。

食べ物を口から入れて消化される時間は食道で10秒、胃で2時間から4時間、小腸で2時間から9時間、大腸で15時間から30時間がかかる。

歯を失う原因の1位は虫歯ではなく、歯周病。細菌が歯茎に感染し起こる炎症性の病気。この病気を防ぐには毎日の歯磨き。

胃はストレスに弱く、緊張や不安が続くと胃を守る粘液の分泌量が減って、胃酸で胃の壁が傷つけられ胃潰瘍になる。

肝臓は有害物質を分解する化学工場。肝臓の病気は自覚症状が出にくいため、定期的な血液検査で異変を見逃さないようにする。

腎臓は血液の状態を管理するところで1日1500リットルの血液をろ過している。腎臓でつくられた尿は膀胱へ送られ、尿が150mlたまると脳へ信号が送られ尿意を生じる。肝機能の以上は尿の色でわかる。コーラ色やにごっている、泡が立っていることがあれば肝臓の機能に異常がある可能性がある。

口呼吸と鼻呼吸の違いは、口で空気を吸うよりも鼻で吸う方が、きれいであたたかく湿った空気を気道や肺に届けることができる。

脂肪分の多い肉や卵、乳製品を食べ過ぎたり、運動不足だったりすると血液中のコレステロールの濃度が高くなり、血管がかたくなる動脈硬化に注意が必要。

大脳は人体のメインコンピューターで全身に指令をあたえている。

自律神経は2種類あり、ひとつは危険を察知したり、ストレスを感じた時に体を戦闘モードにする。もうひとつはからだを休息モードにする。不規則な生活習慣が自律神経のバランスを崩すので、不調を感じたらゆっくり休むとか、生活環境を見直す。

脳の血管異常で脳卒中が起きる。その判断は①顔の麻痺やゆがみ②左右どちらかの腕が上がらないか、麻痺がある③ろれつが回らない。どれか一つでも当てはまれば救急車を呼ぶ。

運動不足とストレス、睡眠不足は体に病原体の侵入をゆるし免疫細胞の機能を低下させる。

結論としては、人間の体は家電製品やデジタル製品みたいに新しく買い替えることができないから取扱説明書をよく読んで正しい体の使い方をして下さいということです。




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