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レンタルDVDで映画を楽しむ「ザ・ホエール」

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余命わずかな体重272キロの孤独な男が
疎遠だった娘への無償の愛を紡ぐ――
最期の5日間

恋人アランを亡くしたショックから、現実逃避するように過食を繰り返してきたチャーリーは、大学のオンライン講座で生計を立てている40代の教師。歩行器なしでは移動もままならないチャーリーは頑なに入院を拒み、アランの妹で唯一の親友でもある看護師リズに頼っている。そんなある日、病状の悪化で自らの余命が幾ばくもないことを悟ったチャーリーは、離婚して以来長らく音信不通だった17歳の娘エリーとの関係を修復しようと決意する。ところが家にやってきたエリーは、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱え、心が荒みきっていた……。(公式サイトストーリーより抜粋)

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8年前、同性の恋人・アランとの生活を求め、妻のメアリーと娘のエリーを捨てたチャーリー。ところが、最愛のアランは自ら命を断った。喪失感に打ちひしがれたチャーリーは、自らの孤独を埋めるように食べ続けた。そんな彼が自らの死期を悟り、娘との絆を結び直そうとして自らの罪を償いたいと思っていた。エリーが8歳の頃に描いた「白鯨」のエッセイ。「海賊船の船長であるエイハブは鯨を殺すことだけを目的としてきた。悲しいと思う。なぜなら鯨には感情がないからだ。大きくて哀れな生き物だ。鯨を殺したところで人生は良くならない」と書かれてあった。鯨がチャーリーで、船長がエリーということを揶揄している。ゲイで過食症の肥満な孤独な男の人生を知りたい人にはお勧めです。ツタヤレンタルDVD


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