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レンタルDVDで映画を楽しむ「コンパ―メントNo6」

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カンヌ映画祭グランプリ受賞作品

世界最北端の駅へ向かう寝台列車の6号室で

偶然同室になった男と女

モスクワに留学中のフィンランド人学生ラウラ。彼女の、古代のペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く旅は、恋人にドタキャンされ、急遽一人旅に。そんな彼女が寝台列車6号コンパートメントに乗り合わせたのは、モスクワのインテリたちとは正反対の、粗野なロシア人労働者リョーハ。最悪の出会いから始まった、二人の長い旅の行方は……。(公式サイトストーリーより抜粋)

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携帯もSNSもない1990年代。女はモスクワの大学に留学中のフィンランド人学生。彼女には女教授の恋人がいた。ふたりはペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く旅を計画したが教授はドタキャンした。ひとりで寝台列車に乗車した6号室には粗野な男がいた。男はロシア人の炭坑労働者だった。ベビースモーカーで飲んだくれだった。女は6号室を離れ食堂車で過ごしたり、ビデオカメラで撮影したりして時間をつぶした。停車駅で教授に電話を入れても面倒くさそうに応対されるだけだった。遠からずふたりの関係も終わりを告げる時期にきているようだった。公衆電話で2度目の電話を教授にしたが相手が出ず、電話ボックスの外で電話を待っている男が絡んで来た。それを6号室の同室の男が助けた。男は車を手配していて男の養母の家に連れて行ってお酒をご馳走した。列車に戻るとフィンランド人の男が車掌から空いている部屋はないと言われていた。女はフィンランド人のよしみで自分の6号室へ連れて行った。フィンランド人の男はギターを演奏してくれたがロシア人の男はおもしろくなく部屋を出た。フィンランド人の男は次の停車駅で降りたが女はビデオカメラを盗まれたと6号車に戻り気づいた。男は女を食堂車で慰めた。列車は目的地のムルマンスクに着き、男は炭坑へ、女はホテルへ向かった。女の目的地ペトログリフは冬の時期は通行止めで行くことができないとホテルのフロントで言われた。さて、女はどうするのか?粗野な男はいい人で、同じ国のフィンランド人の男は悪党で、偶然の出会いで新たな人生を見つけ旅に出てよかったと女は想い映画は終了する。ツタヤレンタルDVD


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