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映画を楽しむ 「わが母の記」

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小さいときに郷里の湯ヶ島に置き去りにされた息子と
置き去りにした母の50年のときを経て明かされる真実の
物語。
息子は捨てられたと思っていた。
そして、80を過ぎて記憶を失くしていく母に真実を聞きたい
息子。

映画は、息子の父親が亡くなるシーンから始まります。
息子は、いまは大成し作家となって家族と幸せに暮らしていました。
母を引き取り一緒に暮らします。

母は、80になり老いから記憶が定かでなくなり、徘徊をするように
なります。
妻があるとき夫に言います。
お母さんから聞いた話として言います。
夫が郷里に置き去りにされたのは戦争中で3人のこどものうち
ひとりだけでも生き残ることができるようにとした行為でした。
また、息子が母とふたりで話しているときに母が小さな古い
紙切れを出してそこに書かれていたことを読みます。
その文章は息子がこどものときに書いた作文でした。

真実を知った息子は涙します。

親はなくても子は育つといいいますが、そんなことはなく
母親というものは常にこどものことを一番に考えているものだ
ということが伝わって来ました。
母の日を前にしていい映画を観ました。




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