映画を楽しむ「私だけのハッピー・エンディング」
あなたに見つめられた時、私は生きていると感じた
30歳のキャリアウーマンの物語。
マーリーは、広告代理店に勤めるキャリアウーマン。
コンドームの広告のプレゼンに遅れるも巧みに言葉で
責めて仕事をゲット。
ひとりものの気楽さから夜は同僚と酒を飲み、ときには
男と一夜限りのベットをともにしていた。
あるとき、同僚に顔色が悪いといわれ、自分でも血便が
あると告白したりして病院へ検査に出かける。
そして、出会いは突然に訪れた。
マーリーを診断した医師はジュリアン。
若くてハンサム。
診断結果は、大腸がんで手遅れの状態。
マーリーは、自分ががんであることを同僚や母親に伝える。
そして、ジュリアンとマーリーは付き合いを始める。
マーリーのがんのことを知った友人たちは彼女と疎遠に
なって行く。
中には出産を控えた友人もいた。
この映画は、このあとマーリーが自らの死に前向きになり
疎遠になった友人達を訪問し自分の気持ちを伝えたりして
自分の葬儀は派手にして欲しいとジュリアンに言う。
仲直りした友人と公園でマーリーは過ごしていたときに
突然、意識を失う。
マーリーの葬儀は公園の一角でジャズバンドの演奏にあわせ
参列者が踊ったりして陽気に行われた。
それを、天国から見ているマーリーがいた。
自分の意に反して死が突然訪れるひとには、このような葬儀も
いいのかも知れません。