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映画を楽しむ「サラの鍵」

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パリに住んでいたユダヤ人少女サラの運命の物語

戦争が絡んだ映画を観ると思うことは戦争さえなければという
気持ちにさせられる。
裏を返せば戦争とはなんでもありの戦いと言うことになる。

物語は1942年のパリ。
ユダヤ人居住区に住むスタジンスキ家には夫妻と長女サラと
弟ミッシェルが住んでいました。
そして、フランス警察がきて一家は逮捕される。
サラは弟を納戸に隠し鍵をかけて夫妻と共に競輪場に集められ
その後、トラックに載せられて収容所に入れられる。
サラはここで熱を出すが誰も助けてくれない。
サラは、夫妻とも引き離される。
こどもだけの収容所でサラはひとりの少女と友達になる。
そして、ふたりは収容所から脱走をする。
サラは弟のミッシェルのことが心配で脱走したのだった。
友達は、途中で身体の不調を訴え村人のデュフォール夫妻に
助けられるが友達はジフテリアで亡くなる。
サラは夫妻に弟のことを話しパリへ向かい、元のアパートを訪ねるが
そこには新しい住人デザック一家が住んでいた。
サラは納戸を空けたが中にはミッシェルの死体があった。
サラは村に戻りデュフォール夫妻と暮らす。

2009年のパリ。
女性ジャーナリストのジュリアは占領下のパリについて取材をしていた。
取材の中でジュリアが今度住む家がユダヤ人が住んでいた家だと知る。
彼女は、サラとミッシェルが生きているかも知れないと行方を追う。
ジュリアは義父(デザック)がそのアパートに住んでいたことを突き止め
ことの真相を聞く。
デザックはデュフォール夫妻と親交を持っていた。
ジュリアはデュフォール夫妻の娘と会いサラのことを訪ねる。

生き残ったユダヤ人少女サラのことをジュリアは調べ続ける。

物語のあらすじはこのへんにしておきます。
ここから先のサラの運命を知りたいひとは、映画を観てのお楽しみ。

感動と呼べるシーンが待っています。


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