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BSで映画を楽しむ 「おくりびと」

 025.JPG                                       納棺師ーそれは                                                     悲しいはずのお別れを                                               やさしい愛情で満たしてくれるひと                                        おくりびと=納棺師という意味があります。                                             オーケストラのチェロ奏者・大悟は、オーケストラが突然解散し途方にくれます。                          チェロを1800万円で購入し、支払いが完了していませんでした。                                  大悟は妻の美香にこのことを言っていませんでした。                                         こんなことがあり、大悟はチェロを手放して、実家のある山形へ美香と行きます。                              大悟の家は、スナックを親父さんがやっていて、親父さんが店員の女と逃げて                                 その後を大悟のお母さんが引き継いでやっていましたがお母さんも亡くなり                                空き家になっていました。                                                     大悟は、求人広告で「旅立ちのお手伝い」というチラシを目にしてNKエージェント                            を訪れます。                                                           そして、面接らしいこともなく佐々木と言う社長に「採用」と言われます。                               不安になった大悟は、佐々木に確認をします。                                                  給料は50万円と言われます。                                                   佐々木社長の店には棺桶が3つ飾られていました。                                                そして、やっと納棺師という仕事だと知ります。                                               納棺師とは、葬儀屋に頼まれて、亡くなったひとの家に行き、亡くなった人の                                   身体を清め、化粧し、棺に遺体を収めることが仕事です。                                        また、あるときは腐乱死体を警察経由で納棺するというような仕事もします。                                        大悟は、最初美香にもこの仕事のことを言わないで働いていましたが                         急に電話で呼び出される夫を見て、おかしいと気づき、夫の職業を知って                            しまいます。                                                 このことで美香は実家へ帰っていきます。                                 夫の職業を恥ずべきものだと思ったからです。                              大悟は、美香が去ったあと、黙々と納棺師の仕事を行ないます。                             遺族を前にして行なう納棺の仕事はしめやかに行なわれます。                       ひとの最後を送り出す仕事を行なう納棺師。                                               決して、恥ずべき仕事ではなく美しい儀式という感じがします。                        BSプレミアム


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