レンタルDVDで映画を楽しむ「三度目の殺人」
裁判で勝つためには真実は二の次と割りきる弁護士がいる 得体の知れない不気味な容疑者がいる 被害者の娘がいる ある殺人が彼らをつないだ それはありふれた裁判のはずだった。 殺人の前科がある三隅が、解雇された工場の社長を殺し、 火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し市警はほぼ確実。 しかし、弁護を担当することになった重盛は、なんとか無期懲役に 持ち込むため調査を始める。何かが、おかしい。 調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。 三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。 金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江に 頼まれと答え、動機さえも二転三転していく。 被害者の娘・咲江と三隅の接点が浮かび上がる。 重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。 なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか? 得体の知れない三隅の闇に呑み込まれていく重盛。 弁護に必ずしも真実は必要ない。 そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。 その先に待ち受ける慟哭の真実とは? (チラシより抜粋) 被害者の娘は脚が不自由だった。容疑者にも娘がいた。 被害者の娘は容疑者と会っていた。 容疑者は30年前にも北海道で強盗殺人の前科があった。 映画のタイトル「三度目の殺人」を考えると映画の中では二度しか 容疑者は殺人を犯していない。どうしてだろうと考える。 真実はひとつしかないが誰がそれを真実だと言い切れるのかそれが問題だ。 ツタヤレンタルDVD