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読書を楽しむ「柚月裕子 孤狼の血」

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この刑事、只者ではない

そして、その刑事の血を受け継いだ刑事も只者ではなかった

昭和63年。広島県呉原市。呉原東署の捜査2課暴力団係へ日岡秀一は配属された。彼の上司は班長の大上章吾44歳。大上は噂の人物で暴力団員から二度襲撃を受け、相手を半殺しにしたとか、自ら重傷を負って入院したとの噂もあった。東署管内では組織暴力団犯罪が多発していた。加古村組は呉原市の新興組織で系列に呉原金融というフロント企業があった。そこの経理を担当している上早稲二郎が行方不明になっていた。妹を名乗る女が家出人捜査願いを出したことで事が動いた。上早稲が姿を消し、加古村組が必死に行方を追っていた。大上は日岡と瀧井組の事務所を訪ね、組長から上早稲が連れ込み旅館から4人の男に拉致されたとの情報を得る。そんなときに暴力団員同志による乱闘事件が発生。尾谷組員3名と加古村組員2名が殴り合い結果として尾谷組の下っ端が亡くなる。事の発端は加古村組の幹部が尾谷組のシマ内のクラブの女の引き抜き始まったから。そして、発砲事件へと発展した。刑事の役目とはなにか。大上は言う「ヤクザが堅気に迷惑をかけないよう目を光らせる事、 やりすぎた外道を潰す事」。大上は恣意的に暴力団を選別し、気に入ったヤクザを残し、気にくわない連中は潰そうとしていた。大上はジッポーのライターを使っていた。一匹の狼が四肢を踏ん張り、首を伸ばして遠くを見ている絵柄が彫られていた。暴力団の抗争を食い止めるため大上は大胆な秘策を打ち出すが・・・。正義とは何か、信じられるのは誰か。読書人にはかなり利口になることが書かれている、だから読書はやめられない。


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