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ケーブルTVでで映画を楽しむ「嘘を愛する女」

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3.11大震災の日

女は気分が悪くなりしゃがみ込んでいたら

男が「大丈夫ですか?」と声をかけた

男は女に自分のスニーカーを渡し立ち去った

女は一流企業に勤めるキャリア・ウーマンの川原由加利。男は小出桔平と名乗った。由加利は街で偶然に小出の後ろ姿を見つけ再会した。このとき小出は風邪気味だったので由加利は彼を自宅に招き入れた。以後、ふたりは由加利のマンションの部屋で5年過ごした。由加利の母親が小出に会いたいといってレストランで夕食をすることになったが、小出は待ち合わせ時間に来なかった。家に戻ると刑事がふたり訪ねて来て、小出がクモ膜下出血で倒れ病院に救急搬送されたと言われた。刑事は由加利に小出が持参していた運転免許証も医師免許証も偽造されたものだという。5年間付き合って騙されていたことに由加利はショックを受ける。由加利は小出に「あなたは誰?」と投げかける。そして、探偵事務所を訪れて小出の調査を依頼する。

本当は嘘を愛する女ではなく、ひとりの男を愛する女の映画だと思う。偶然に出会って、一緒に暮らして、幸せな暮らしをふたりは5年間してきた。ずっとこの暮らしが続くと女は思っていたはず。そんな時に男クモ膜下出血で倒れ、男の身元が全部嘘だったとバレる。男は何者なのか。女は探偵を雇い男の調査を依頼する。やがて、女のマンションの郵便受けを勝手に開ける女子大生が登場し、男の正体が少しづつ明らかになって来る。彼女は喫茶店で働いていて男のことを先生と呼んでいた。男は喫茶店で小説をパソコンで書いていた。女は男がパソコンを持っていることを知らなかった。男の持ち物からロッカーの鍵が出てきてパソコンが見つかり、パソコンを開くと男は原稿用紙700枚の小説を書いていた。小説の中には何回も灯台が出てきた。女は探偵と小説に出てくる灯台巡りをはじめた。女は小説を読んで思ったんだと思う、5年間一緒に暮らした男は悪い人間ではないと。だから男のことが知りたかった。これから先の話はどうなるのか?一筋縄ではいかない展開が待ち受けていた。映画を観てのお楽しみです。

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