ケーブルTVで映画を楽しむ「サイド・エフェクト」

精神科医を騙したら、その報いは病人として施設に入れられる

サイド・エフェクトとは「副作用」の意

 エミリーは、マーティンと結婚しセレブな生活を送っていたが 夫がインサイダー取引で逮捕され夫の出所を待っていた。 そして、夫が出所した。 ところがこの後、エミリーは駐車場で自ら車ごと壁に激突したり 地下鉄の駅のホームで電車に飛び込むような素振りをみせ 駅員に止められる。 エミリーは自動車事故を起こしたことで精神科医ジョナサンの 診察を受けカウンセリングを受けることになる。 エミリーには鬱を患っていた過去があった。 ジョナサンはエミリーの前の主治医シーバード博士からも話を 聞いた。 ジョナサンは薬をエミリーに飲むように渡す。 夫が帰宅したときエミリーは食卓に3人分の食器を用意していた 夫が誰の分かと尋ねたときにエミリーは包丁で突然夫を刺して 殺してします。 エミリーは鬱病の薬を飲んでいたことより逮捕はされたが薬に よる被害者として、そして心神喪失だったということで無罪に なり精神医療センターへ入院する。 この事件がもとで、精神科医ジョナサンは、自分が勤務する病院から から解雇される。 病院宛に手紙が届きジョナサンの過去の過失を問う内容も追い討ちを かけた。 ジョナサンは、エミリーの過去について調べる。 ジョナサンが使用していた薬の会社は、このことで株が大暴落 していた。 ジョナサンはエミリーに薬を注入し質問する、そしてエミリーは鬱患者 特有の薬の効果で寝てしまう。 ところが薬は鬱の薬でなく食塩水だった。 このことでジョナサンはエミリーが嘘をついていることを見破るが 弁護士に話しても判決がでているため忘れるんだと言われる。 ここから騙された男ジョナサンの情け無用の逆襲が始まる。 この映画は、ここからがおもしろい。 ジョナサンは妻からもエミリーと関係があったと思われる写真が 妻宛に送られ妻は家を出て行った。 過去の行動で未来が予見できる。 この言葉をヒントに彼は行動を起こした。 この映画を観ると詐病で株価を操作できることを知る。 だからと言って真似したら捕まる。詐病（さびょう）とは、経済的または社会的な利益の享受などを目的として病気であるかのように偽る詐偽行為。ザ・シネマ