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読書を楽しむ「在宅死のすすめ方 完全版」

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人生が残り少なくなったら

痛くない、後悔しない最期について

学ぶこともいいかも知れない

自分の終末期の在り方について書かれている。自分だけの意思で延命治療について決めるか(事前指示書)、もしものために自分自身の価値観や希望、人生の最終段階にどのような医療やケアを受けたいと考えているかについて、あらかじめ自分で考えたり、家族や医療者、介護者と話し合っておいて共有する(人生会議)かの方法がある。尊厳死とは不治の病や末期の状態において本人が望んだ場合、不要な延命治療を受けずに自然に最期を迎えること。そして尊厳死を実現しやすいのが在宅死。がんや心不全、認知症の末期、老衰の患者を在宅で看取ることができる。人生の最終段階について医師などに任せるのではなく自分の希望(こうしたいやこうしたくない)を伝える。住み慣れない病院より自宅にいる方が意識精神障害も起きにくく、痛みを最小限に抑えながらみんなに囲まれ最期を迎えるという温かい亡くなり方が実現できると書かれている。


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