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ケーブルTVで映画を楽しむ「ノマドランド」

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現代のノマド(遊牧民)”として

車上生活を送る一人の女性が

往く先々で出会う人々との心の交流とともに

困難な今の時代を懸命に乗り越えながら

誇りを持って生き抜く物語

企業の倒産とともに、長年住み慣れた企業城下町の住処を失った女性、ファーン。彼女の選択は、一台の車に亡き夫との思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。毎日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。(公式サイトストーリーより抜粋)

リーマン・ショックに端を発する不況が続く2011年。ネバダ州エンパイアでは石膏工場が閉鎖され、その影響で代用教員のファーンは失業し、家を手放す事態に。彼女はキャンピングカーに家財を積み込み、全米各地を放浪する旅へ。彼女は各地で短期の仕事をしては別の土地に移動することを繰り返す。ファーンはそれぞれの土地で自分と同じような境遇の人々と出会って交流していくが、やがて車上生活のため車が故障して多額の修理代が必要になる。ノマドたちはアマゾンでの仕事が収入源になっているが期間限定のため、必ずしも放浪先で仕事にありつけるという保証はない。ノマドの中には孫が生まれると家族との暮らしを選択する者もいる。ノマドの生き方にサヨナラはない。交わす言葉は「また路上で会おう」ということだけ。映画はファーンがこのこのことに気づくまでを描いている。日本も災害が多いので車上生活の参考にしたらと思う。ノマドはホームレスではなく、ハウスレスということを理解しなければいけない。ムービープラス


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