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読書を楽しむ「森由香子 60歳から食事を変えなさい」

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60歳からの心身の変化に合った食事とは

納豆を食べるなら砕かれた大豆でできたひき割り納豆が消化に良い。

ビタミンEの不足はシミができやすく、血行が悪くなって動脈硬化が進行するので、さつまいもやがんもどき、生揚げ、アーモンドなどのナッツ類、カボチャ、ブロッコリー、あゆ、ウナギ、銀鱈、桃、キウイ、卵などを毎日、意識的に食事に取り入れること。

腸のおとろえを感じたら毎日ヨーグルト。歯茎の老化予防と改善には、肉、魚、卵などのたんぱく質をとることが重要。膀胱の老化には、肉類、エビやまぐろの魚介類、大豆、大豆加工品、スイカ、メロン、うり、かぼちゃ、きゅうり、ゴーヤ。高齢になると脱水になりやすいので1日3度の食事で水分を1ℓ、食事以外の飲み物から1ℓをとるように心がける。90代以上まで生きる長寿のひとは、熟成したチーズ、豆類、納豆、キノコ。えんどう豆、ナッツ、りんご、なし、ブロッコリー、鶏肉、豚肉、牛肉、えび、まぐろを食べている。60歳を過ぎたら「野菜ファースト」をやめ「タンパク質ファースト」に切り替える。職が細い人のたんぱく質不足はピーナッツバターがお勧め。タンパク質補給のためにやってはいけない肉選びとして牛肩ロースやサーロイン、牛のばら肉、豚ばら肉、レバーソーセージ、ベーコン、サラミソーセージなどは脂質を多く含む食品であるので脂が多いことを知って食べ過ぎに注意すること。正しいたんぱく質補給は、牛と豚は赤身の部分、鶏肉ならささみ、皮を外したむね肉やもも肉がお勧め。カルシウム補給の注意点は、お酒のような利尿作用のある飲み物をたくさん飲むとカルシウムは水煮溶けやすい成分のため、カルシウム(チーズや小魚、大豆製品など)をとっても体外に流れ出してしまう。動脈硬化や骨折、認知症を防ぐ効果が期待される食材は、レバー、ホウレンソウ、そば、さつまいも、大豆、納豆、落花生、焼きのり、鶏肉、卵、いちご、しじみ、かき、あさり、さんま、たらこ、かつお、ニンニク、バナナ。血糖値を上げるのは、ご飯、パン、麺、いも、豆(大豆除く)、カボチャなど。噛み応えのある食材を食事に取り入れると認知症予防になる。こんにゃく、いか、たこ、ごぼう、たけのこ、セロリ、きゅうり、大根、えりんぎ、柿、フランスパンなど。だし汁はインスタントをやめて昆布と鰹節のだし汁をつくると脳の健康のためになる。認知症予防には昔ながらの日本食。ご飯に焼きのり、魚、卵を組み合わせたもの。1日2杯以上の緑茶も認知機能の低下を防いでくれる。コンビニ弁当を食べるときには豆や海藻サラダ、野菜サラダ、かぼちゃなどをプラスして食べることを勧めている。理由は食物繊維不足防止。

結果として、60歳からの食事というのは、海藻類、キノコ類、果物類、鶏卵、穀類・イモ類、野菜、豆類、肉、魚、チーズのことを言うらしい。


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